出水麓(いずみふもと)は、鹿児島県出水市にある武家屋敷群と、丸石を積んだ石垣と高い垣根に挟まれた通りで構成される薩摩藩の防衛拠点としていた地区である[1]。
丸石を積んだ石垣と高い垣根に挟まれた武家屋敷の立ち並ぶ町並みは、薩摩藩内で最大規模とされる防衛拠点としての機能も兼ね備えた武士の生活拠点であった[1]。
国の「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されている[1][2]。
古文書や武具などを展示する「出水麓歴史館」が2017年(平成29年)5月1日に当地区内に開館した[1]。
選定をきっかけに多くの観光客が訪れるようになった。2004年の九州新幹線開業後は観光客はさらに増加した[要出典]。
東経130度21分36.1秒 / 北緯32.076361度 東経130.360028度 / 32.076361; 130.360028