ホルシムグループ
ホルシム(英: Holcim Ltd.)は、スイス・ザンクト・ガレン州・Rapperswil-Jonaに本拠を置き、世界90カ国以上でセメント、骨材、コンクリート等の製造・販売を行う企業。メキシコのセメックスなどと共に、セメントメジャーの筆頭に挙げられる。スイス証券取引所、ユーロネクスト・パリ上場企業(SIX: HOLN、Euronext: HOLN )。
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | SIX: HOLN Euronext: HOLN |
本社所在地 | スイス 8645 Zürcherstrasse 156, Rapperswil-Jona |
設立 | 2015年7月10日 |
業種 | ガラス・土石製品 |
代表者 | ジャン・イェニッシュ(CEO) |
外部リンク | 公式ウェブサイト(英語) |
沿革
現在の組織は、ホルシムとフランスのラファージュ(Lafarge S.A.)が2015年7月に経営統合をすることで設立された。
- ホルシム(旧)[1]
- 1912年、スイスのアールガウ州レンツブルクホルダーバンクでホルダーバンク社(Holderbank AG)として創業(英語版)。
- 1958年、スイス証券取引所に上場。
- 2001年3月、社名をホルダーバンクからホルシムに変更。
- 2005年、 Associated Cement Companies(現:ACC)、Aggregate Industries等を買収。
- 1833年、フランスのアルデシュ県において、石灰石の採掘を目的として創業。
- 1864年、初めての大規模な国外事業として、スエズ運河建設のための石灰を供給する。
- 1887年、アルデシュ県に最初の工場を設立。
- 1956年、カナダのリッチモンドにセメント工場を設立し、北米進出を果たす。
- 1957年、結節点のエドモントンにパイプライン[要曖昧さ回避]部門を設置、カナダ横断パイプラインを固定するサドルやブロックを供給[2]。
- 1970年、カナダセメント(エイトケン卿が1909年にモントリオールで創業)を吸収合併[3]。
- 1981年、グループ・ブリュッセル・ランバートの参加者が再編され、ほどなくGBL がラファージュやトタル、スエズなどのフランス大企業を支配するようになる。この頃ヒラリー・クリントンが重役となる[4]。
- 1989年、Bertrand P. Collomb がラファージュ会長となり(1975年入社)、2012年まで君臨。
- 1997年、イギリスの砕石会社Redlandを買収。
- 2001年、イギリスのセメント会社ブルーサークルを買収。同年9月、麻生セメントに資本参加[注釈 2]。
- 2008年、エジプトのオラスコム・コンストラクション・インダストリーズ(OCI)のセメント部門を100%子会社化[注釈 3]。
- ホルシムグループ
主なグループ企業[11]
- Holcim Inc.(アメリカ)
- Lafarge North America Inc.(アメリカ)
- Aggregate Industries(イギリス)
- LafargeHolcim Russia(ロシア)
- Huaxin Cement Company Ltd.(中国)
- ACC Limited(インド)