マグヌス・モーアン

マグヌス・モーアン(Magnus Hovdal Moan、1983年8月26日 - )は、ノルウェーリレハンメル出身のノルディック複合選手。

獲得メダル

マグヌス・モーアン
 ノルウェー
男子 ノルディック複合
オリンピック
2014 ソチ団体 4x5km
2006 トリノスプリント7.5km
2014 ソチ個人LH10km
2006 トリノ個人15km
ノルディックスキー世界選手権
2005 オーベルストドルフ団体 4x5km
2005 オーベルストドルフスプリント 7.5km
2007 札幌スプリント 7.5km
2013 ヴァル・ディ・フィエンメ団体 NH/4×5km
2017 ラハティ団体 NH/4×5km
2007 札幌団体 4x5km
2009 リベレツ団体 4x5km
2011 オスロ団体 NH/4×5km
2011 オスロ団体 LH/4×5km

プロフィール

モーアンはリレハンメル生まれで2歳の時にトロンハイムに移り住んだ。現在Byåsen ILクラブに所属し、オフシーズンはDoka Norge A/Sで働いている。この会社はDoka Austria.の姉妹会社で、建設型枠材料の販売・リースを行っている。

2002/03シーズンにワールドカップにデビューするが30位代の成績でこのときは定着できなかった。翌2003/04シーズンは開幕から定着して2004年1月2日のライト・イム・ヴィンクルでワールドカップ初優勝。総合8位となった。2005年の世界選手権で団体金メダル、個人スプリント銀メダルを獲得。このシーズンのワールドカップ総合5位となった。

2006年のトリノオリンピックでは2個のメダルを獲得した。2月11日の個人グンダーセン前半ジャンプ、モーアンは97.5mと97mを飛び237.5ポイントを獲得した。ジャンプで首位に立ったゲオルク・ヘティッヒ(ドイツ)から1分40秒遅れで後半クロスカントリーをスタートすることとなった。15kmを39分44秒6で走り切り、優勝したヘティッヒから16秒2遅れて同僚ペッテル・タンデとの写真判定の末銅メダルを獲得した。2月21日、個人スプリントではオーストリアフェリックス・ゴットワルトに次ぐ銀メダルを獲得した。このシーズンのワールドカップでは総合2位となった。

2007年の世界選手権では個人スプリントと団体で銀メダル2個を獲得、2009年の世界選手権では団体銅メダルを獲得した。2008/09シーズンのワールドカップでは7勝をあげて総合2位(自己最高位)となった。

2010年のバンクーバーオリンピックでは個人ノーマルヒル/10km9位、個人ラージヒル/10kmで15位、団体で5位に終わった。

自国開催の2011年ノルディックスキー世界選手権では個人ノーマルヒル/10km14位、個人ラージヒル/10km棄権、団体ノーマルヒル、団体ラージヒルともに銅メダルと母国の期待には十分答えられなかった。

ワールドカップでは同シーズン終了時点で通算18勝(2位8回、3位11回)をあげている。2005年のホルメンコーレンスキー大会で優勝、またノルウェー選手権では2004年にグンダーセンとスプリントの2冠になっている。

外部リンク