十勝幌尻岳

十勝幌尻岳(とかちぽろしりだけ)は、北海道帯広市河西郡中札内村とにまたがる標高1,846 mである。日高山脈襟裳国定公園に属する。

十勝幌尻岳
東から
標高1,846.1 m
所在地北海道十勝総合振興局帯広市
河西郡中札内村
位置北緯42度41分44秒 東経142度51分34秒 / 北緯42.69556度 東経142.85944度 / 42.69556; 142.85944 東経142度51分34秒 / 北緯42.69556度 東経142.85944度 / 42.69556; 142.85944
山系日高山脈
初登頂徳永正雄(1930年
十勝幌尻岳の位置(日本内)
十勝幌尻岳
十勝幌尻岳の位置
プロジェクト 山
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概要

日高山脈北部主稜線上のエサオマントタッベツ岳から東に派生する支稜線上に位置する。山名はアイヌ語で「大きな山」を意味する「ポロ・シリ」に、所在地である十勝を冠したもので、登山者からはカチポロと略して呼ばれる[1]。山頂には二等三角点(点名「幌後岳」)[2]があり、十勝平野と北日高の主稜線を眺める絶好の大展望台となる。

名勝ピカノカ

2012年9月、アイヌの物語・伝承、祈りの場、言葉にまつわる景勝地群である国の名勝「ピカノカ」に、「十勝幌尻岳(ポロシ)」として追加指定された。これは、九度山(クトンヌプリ)、黄金山(ピンネタイオルペ)、神威岬(カムイエト)、襟裳岬(オンネエンル)、瞰望岩(インカルシ)、カムイチャシ、絵鞆半島外海岸に次いで、ピカノカとして8件目の指定である。

登山

登山道戸蔦別川の支流・オビリネップ川に沿った林道から開かれているが、標高1,300 m付近でネマガリダケが登山道を覆っており、刈払いも行き届いていない。渡渉は数回程度で沢靴は不要[要出典]

近隣の山

脚注

関連項目

外部リンク