東和銀行

日本の群馬県前橋市にある第二地方銀行
大生相互銀行から転送)

株式会社東和銀行(とうわぎんこう、: THE TOWA BANK,LTD.[2])は、群馬県前橋市に本店を置く第二地方銀行。通称「東和」「東和銀」。

株式会社東和銀行
THE TOWA BANK,LTD.
東和銀行本店(2006年12月)
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 8558
1990年2月1日上場
本社所在地日本の旗 日本
371-8560
群馬県前橋市本町二丁目12番6号
設立1917年6月11日
業種銀行業
法人番号2070001003514 ウィキデータを編集
金融機関コード0516
SWIFTコードTOWAJPJT
代表者代表取締役頭取 江原洋
資本金386億円
発行済株式総数4,468万株
純利益1,745百万円
純資産1,252億円
総資産2兆5,667億円
従業員数1,344人
決算期3月31日
主要株主整理回収機構 16.88%
外部リンクhttps://www.towabank.co.jp/
特記事項:特記のない限り、計数は令和4年3月時点。
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東和銀行のデータ
法人番号2070001003514 ウィキデータを編集
店舗数92店(2022年3月31日)
貸出金残高1兆5,282億円
預金残高2兆1,368億円
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東和銀行 高坂出張所(埼玉県東松山市

経営

群馬県・埼玉県を中心に店舗網を構築。東京都栃木県にも店舗を設置[3]。「地域から頼られる銀行」を目指し、取引先の本業支援を行う「お客様支援活動」に取り組んでいる。

同じ北関東で本店を置く県が異なる栃木銀行筑波銀行と連携協定を結んでいる[4]

2009年、金融庁は金融機能強化法に基づき350億円の公的資金注入を実施し、当行は公的資金注入行となった[5]。このうち200億円は2018年に返済、2024年5月に残りの150億円を返済し、完済した[5]

優遇サービス

給与又は年金を振込指定、もしくは公共料金の払込指定や住宅ローン契約がある場合、「カタクリのはな」総合口座の申込みにより、ATMの時間外手数料や他行ATM手数料が所定回数無料等の優遇特典がある。

キャラクター

キャラクターとして『あらいぐまラスカル』のラスカルを採用している。預金通帳キャッシュカードを始め、様々な物(ノベルティグッズ、コップやティッシュペーパー)にその姿が描かれている。

2014年(平成26年)4月からは、「TONTONのまち前橋」のキャラクター「ころとん」を採用した「とんとん通帳」を採用。預金通帳やキャッシュカードを、ラスカルの描かれたデザインか「ころとん」のデザインか通常のデザインか、何れかを選択できる。

手数料

詳細は「主な手数料一覧」を参照

店舗

  • 2021年7月29日時点、本店・支店88・出張所(ATMコーナーは含まず)5あわせて94店である。
    • 群馬県38店、埼玉県42店、東京都8店、栃木県3店と埼玉県が最も店舗数が多い。
    • このほかにインターネット支店1店、及び振込専用支店2店がある。

沿革

  • 1917年6月 - 現在の群馬県館林市にて群馬貯蓄無尽株式会社として設立[6]
  • 1918年4月 - 本店を前橋市に移転。群馬無尽株式会社商号変更。
  • 1942年9月 - 群馬無尽株式会社、関東無尽株式会社、上毛無尽株式会社が合併し、群馬大生無尽株式会社設立。
  • 1949年5月 - 大生無尽株式会社に商号変更。
  • 1951年9月 - 小川無尽株式会社(本店:埼玉県比企郡小川町)と合併。
  • 1951年10月 - 相互銀行に転換、株式会社大生相互銀行に商号変更。
  • 1973年4月 - 深川信用組合(東京都)を合併
  • 1977年4月 - 赤羽信用組合(東京都)を合併
  • 1989年2月 - 普通銀行に転換、株式会社東和銀行に商号変更。
  • 1994年6月 - 増田熙男が頭取に就任。
  • 2002年1月- ATMの365日稼動開始。
  • 2006年4月- セブン銀行とATM利用提携開始。
  • 2007年5月- 吉永國光が頭取に就任。
  • 2014年12月- 栃木銀行、筑波銀行と地域経済活性化のための広域連携協定を締結[4]
  • 2018年11月- イーネットローソン銀行とATM利用提携開始。
  • 2020年6月- 江原洋が頭取に就任。吉永國光は会長に就任。
  • 2020年10月 - SBIホールディングスと資本提携を締結。

脚注

出典

関連項目

外部リンク