木内千鶴子
概要
1957年に『愛の流れ』(東光堂)で漫画家としてデビュー[1]。その後、若木書房などの貸本向け少女漫画を描いていたが、1960年代後半からは集英社専属となり、「週刊マーガレット」「別冊マーガレット」「セブンティーン」などの雑誌に多数の作品を提供した[1]。ラブストーリーではなく、やや道徳的な感動の物語といった感じの作品が多く、大人気とまではいかないが根強いファンがいる漫画家だった。
1970年代後半に漫画家活動をやめて、その後は地元の香川県でイラストレーターとして活躍し、個展も開いている。現在は、地元の専門学校と短期大学で後進の育成につとめている。なお、妹の木内佳寿子も漫画家だった。