NGC 4026
おおぐま座の銀河
NGC 4026は、おおぐま座にあるレンズ状銀河である。地球から約5000万光年の距離に位置し、見かけの大きさから、直径は約8万光年である。1789年4月12日にウィリアム・ハーシェルが発見した。
NGC 4026 | ||
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星座 | おおぐま座 | |
見かけの等級 (mv) | 11.67[1] | |
視直径 | 5.2′ × 1.3′[1] | |
分類 | S0 [1] | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 11h 59m 25.19s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | +50° 57′ 42.1″[1] | |
赤方偏移 | 0.003286[1] | |
視線速度 (Rv) | 985 ± 5 km/s[1] | |
距離 | 52 ± 14 Mly (16.0 ± 4.4 Mpc)[1] | |
他のカタログでの名称 | ||
UGC 6985, MCG +09-20-052, PGC 37760, 2MASS J11592508+5057420[1] | ||
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この銀河は超大質量ブラックホールを有しており、その質量は108.33±0.109(1億6600万 - 2億7500万)M☉と推定される[2]。
近隣銀河
NGC 4026はおおぐま座銀河団最大の銀河群であるM109銀河群に属している[3][4]。NGC 4026の近傍には低表面輝度の渦巻銀河であるUGC 6917(NGC 4026から0.7°の距離に位置している)、UGC 6922(NGC 4026から0.43°の距離に位置している)、UGC 6956(NGC 4026から0.17°の距離に位置している)が存在している[5]。
NGC 4026には中性水素のガス雲が重なっており、ガス雲がフィラメント状に南へ伸びた見かけをしている。NGC 4026にある中性水素ガスの推定質量は最大でも0.71×108M⊙である[5]。NGC 4026とUGC 6956の中性水素ガス、そして中性水素フィラメントの合計質量は7.94×108M⊙と推定されている[6]。