Sapphire Rapidsマイクロプロセッサ
Sapphire Rapids(サファイアラピッズ)とはインテルによって開発されているマイクロプロセッサである。第4世代Xeon スケーラブル・プロセッサーとして2023年1月から出荷開始[1]。
生産者 | インテル |
---|---|
プロセスルール | Intel 7 |
アーキテクチャ | x64 |
マイクロアーキテクチャ | Golden Cove |
命令セット | x86-64, Intel 64 |
ソケット | LGA4677 |
前世代プロセッサ | Cooper Lake Ice Lake |
次世代プロセッサ | Emerald Rapids |
ブランド名 | 第4世代Xeon SP |
Sapphire RapidsはIntel 7(旧名称 10nm Enhanced SuperFin)プロセスで製造されるIntelのサーバー向けプロセッサとなり[2]、新たなマイクロアーキテクチャが導入される。用途によってCooper LakeとIce Lake-SPと分かれていたアーキテクチャが再び統合される。
2020年6月にSapphire Rapidsの最初のシリコンが動いており、テストが開始されていることを明らかにした[3]。
なおSandy Bridgeよりサーバー向けとクライアント向けプロセッサの開発コードが統一されてきたが、Sapphire Rapidsからは異なる開発コードが用いられている。
特徴
- Intel 7プロセス
- Advanced Matrix Extensions (AMX)[5]
- DDR5対応
- HBM3対応[6]
- PCIe Gen5
- 1-8ソケット
- LGA 4677[7]
- Eagle Streamプラットホーム