『チッポくんこんにちは』は手塚治虫の漫画作品。ネズミに育てられネズミの味方をするネコのチッポくんを主人公とする[1]。
手塚治虫の漫画作品としては、大きくヒットした作品ではないが、出版社、掲載誌を替えて連載されている[1]。また、1973年3月には学習研究社から描き下し絵本が刊行されている。
産まれた時に身体が弱かったため、飼い主のおばあさん(人間)に捨てられたネコのチッポくんは、ネズミのおばあさんに育てられる。ネコのお父さんがネズミと交渉を行い、「今後1年間はネズミを追いかけない」ことを条件に、成長したチッポくんはネコの両親の元へと戻ってくる。
チッポくんは、壁に通り穴を開けたり、寝床を齧ったりとネズミっぽい行動を取り、ネズミの味方をするのだった。
特に記載のないものは、『たのしい三年生』版を収録。