現行のグルジア文字の16番目、正書法改革前の18番目の文字

グルジア語: ჟანი/ʒanɪ/)は、現行のグルジア文字の16番目の文字(正書法改正前は18番目)である[1]

使用

ジョージア語では有声後部歯茎摩擦音[ʒ]を表す[2]記数法では数値90を表す[3]

ジョージア国内のラズ語でも使用されている。トルコ国内で使用されているラズ語ラテン・アルファベットの「J[4]に対応する。アブハズ語1937年から1954年まで)[5]およびオセット語1938年から1954年まで) [6]のグルジア文字表記法でも使用されていたが、現在はキリル文字が主に使われ、アブハズ語で「Жь」と、オセット語で「Ж」と記される。

ジョージア語のラテン文字化では「Ž」または「Zh」と記す[7]グルジア語の点字では記号⠚(U + 281A)[8]となる。

字形

アソムタヴルリヌスフリムヘドルリムタヴルリ

筆順

符号位置

文字UnicodeJIS X 0213文字参照備考
U+10AF-Ⴏ
Ⴏ
アソムタヴルリ
U+2D0F-ⴏ
ⴏ
ヌスフリ
U+1C9F-Ჟ
Ჟ
ムタヴルリ
U+10DF-ჟ
ჟ
ムヘドルリ

出典