汐見駅

かつて北海道勇払郡むかわ町にあった北海道旅客鉄道の駅

汐見駅(しおみえき)は、北海道胆振総合振興局勇払郡むかわ町汐見一区にあった、北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線廃駅)である。事務管理コードは▲132205[2]

汐見駅
駅全体(2005年4月)
しおみ
Shiomi
鵡川 (4.0 km)
(9.1 km) 富川
地図
所在地北海道勇払郡むかわ町汐見一区
北緯42度33分1.07秒 東経141度56分42.54秒 / 北緯42.5502972度 東経141.9451500度 / 42.5502972; 141.9451500
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線日高本線
キロ程34.5 km(苫小牧起点)
電報略号オミ
駅構造地上駅
ホーム1面1線
開業年月日1959年昭和34年)12月18日[1]
廃止年月日2021年令和3年)4月1日*[JR北 1][運輸局 1]
備考無人駅
*2015年平成27年)1月8日より休止
路線廃止に伴う廃駅
テンプレートを表示

歴史

1975年の汐見駅と周囲約500m範囲。右下が静内方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地名より[3][4]。和名である。

もともとはアイヌ語で「チン(chin)」(獣皮を乾かすところ)という地名であり、古くからのアイヌのコタン(村)であった「トゥンニカウンコタン(tunni-ka-un-kotan)」(柏の木・の上手・にある・村)が所在した[5]

駅構造

単式ホーム1面1線を有した地上駅だった。ホームは線路の南西側(様似方面に向かって右手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[6]

静内駅が管理していた開業時からの無人駅[7]で駅舎は無いが、ホームから少し離れた位置に待合所を有していた[8]コンクリートブロック造りの建物で内部には布張りのソファーが設置されていた[8]。ホームは砂利敷きで苫小牧寄りに上屋を有した[8]

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去の各調査日における平均である。当駅についてはバス代行期間が存在するため、一部でバスと列車が別集計となっているほか、各年で集計期間が異なる。備考も参照。

年度乗車人員出典備考
年間1日平均JR調査
列車代行バス
1981年(昭和56年)(23.5)[9]1日乗降人員:47
1992年(平成04年)(27.0)[6]1日乗降人員:54
2014年(平成26年)4[JR北 5]当年の列車は単年の値。
2017年(平成29年)[JR北 6]2015年度末から鵡川 - 様似間バス代行。当年のバスは単年の値。
2018年(平成30年)1.5[JR北 7]代行バスの値は過去2年平均
2019年(令和元年)1.3[JR北 8]代行バスの値は過去3年平均
2020年(令和02年)1.3[JR北 9]代行バスの値は過去4年平均

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
日高本線
鵡川駅 - 汐見駅 - *フイハップ浜駅 - 富川駅
*打消線は区間廃止前からの廃駅[10]

脚注

出典

JR北海道

北海道運輸局

関連項目