熱川バナナワニ園
熱川バナナワニ園(あたがわバナナワニえん)とは、静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本にあるワニや熱帯性植物を主に扱う動植物園。
熱川バナナワニ園 ATAGAWA TROPICAL & ALLIGATOR GARDEN | |
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施設情報 | |
愛称 | バナナワニ園 |
専門分野 | ワニ・レッサーパンダ・熱帯植物 |
管理運営 | 株式会社熱川バナナワニ園 |
主な飼育動物 | ワニ、レッサーパンダ、アマゾンマナティー |
開園 | 1958年(昭和33年)9月20日 |
所在地 | 〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1253-10 |
位置 | 北緯34度48分58秒 東経139度4分4秒 / 北緯34.81611度 東経139.06778度 東経139度4分4秒 / 北緯34.81611度 東経139.06778度 |
アクセス | 伊豆急行線伊豆熱川駅徒歩1分 |
公式サイト | http://bananawani.jp/ |
概説
伊豆の熱川温泉にある動植物園。1958年(昭和33年)9月20日に開園。1971年3月1日には分園が開園している。1976年3月10日に博物館法上の博物館に指定された[1]。2008年に、ワニ園の改修工事が行われ、全体を覆う屋根ができたほか、ワニを横や下から観察できるようになった。
伊豆熱川駅前の本園と、送迎バスで行く分園からなる。温泉の熱を利用して、ワニの飼育や熱帯植物の栽培を行っている。飼育しているワニの種類では世界一で、17種(交雑含む)約140頭が飼育されている[2]。そして、日本で唯一、ニシレッサーパンダの飼育・繁殖を行い[3]、日本で唯一、アマゾンマナティーを展示している[4]。このほか、ゾウガメ、オオバタン、オオサンショウウオ、フラミンゴなどがいる。また、約20種類のバナナを育てており、栽培されている熱帯植物は約5000種である[5]。
構成
本園・ワニ園、本園・植物園、分園の3つの展示施設から構成されており、共通券を利用する形となる。
本園・ワニ園
亜種・雑種含め全30種類あるワニのうちの17種類を約140頭飼育しており、その中にはイリエワニのアルビノ個体であるシロワニが含まれる。
本園・植物園
熱川温泉の熱を利用し、8棟の温室に熱帯性植物を展示している。子ワニ、アマゾンマナティーもここで飼育されている。
- 1号温室 - 熱帯花木
- 2号温室 - 熱帯シダ
- 3号温室 - 食虫植物
- 4号温室 - ブロメリア(ティランジアなどのパイナップル科植物)
- 5号温室 - カトレア
- 6号温室 - 観葉植物
- 7号温室 - 熱帯性スイレン
- 8号温室 - 原種ラン - 60品種あまりを、温度調節によって年中開花した姿を見ることができるようにされている。
分園
他の2園から500m程離れており、無料送迎バスが出ている(数分)。分園にも駐車場があるので、自家用車で行くことも可能。
熱帯性花木や果実が展示されている。他にはワニの放流池、フラミンゴやトキの放鳥ケージがある。アルダブラゾウガメは1988年9月30日セーシェル共和国から寄贈されたもの。
レッサーパンダ
分園では、レッサーパンダが30頭以上飼育されている。飼育されているレッサーパンダは、ネパールレッサーパンダ(ニシレッサーパンダ)という種類である。
レッサーパンダの飼育頭数は、日本国内でトップクラスである。レッサーパンダは日本では人気が高く、各地の動物園で見ることができるが、ネパールレッサーパンダ(ニシレッサーパンダ)の亜種がいるのは、国内ではここだけである。
公式キャラクター
アクセス
備考
関連施設
関連項目
- 熱川温泉
- 伊豆アニマルキングダム - 東伊豆町にある。