長岡天神駅

京都府長岡京市にある阪急電鉄の駅

長岡天神駅(ながおかてんじんえき)は、京都府長岡京市天神一丁目にある、阪急電鉄京都本線。駅番号はHK-77

長岡天神駅
駅舎(東口)
ながおかてんじん
Nagaoka-tenjin
HK-76 西山天王山 (1.5 km)
(1.9 km) 西向日 HK-78
地図
所在地京都府長岡京市天神一丁目30番1号[1]
北緯34度55分31.26秒 東経135度41分33.78秒 / 北緯34.9253500度 東経135.6927167度 / 34.9253500; 135.6927167 東経135度41分33.78秒 / 北緯34.9253500度 東経135.6927167度 / 34.9253500; 135.6927167
駅番号HK77
所属事業者阪急電鉄
所属路線京都本線
キロ程31.7 km(十三起点)
大阪梅田から34.1 km
駅構造地上駅橋上駅
ホーム2面4線
乗降人員
-統計年度-
23,229人/日
-2021年-
乗降人員
-統計年次-
(通年平均)20,332人/日
-2022年-
開業年月日1928年昭和3年)11月1日
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配線図[2]

概要

京都府西部に位置する乙訓地区の中核となる駅の1つで、2001年に特急の、2007年に通勤特急の停車駅となってからは平日全列車停車駅となっている。

並走するJR京都線の最寄り駅は長岡京駅だが徒歩で15分程度かかるためどちらかが不通となった際の振替輸送利用時は少々不便である。なお同駅の利便性が向上したことや2013年に市内に新駅が開業したことから利用者は減少傾向にあり、現在の乗車人員は長岡京駅を大きく下回り、阪急京都線の特急停車駅の中では最少となっている。

当駅とその周辺の高架化計画がある[3]

歴史

駅構造

島式ホーム2面4線を持つ、待避設備を備えた地上駅で、阪急電鉄初の橋上駅舎を有している。出入口は東西双方にある。東側出入口には上下エスカレーターが設置されているが西側は上りエスカレーターのみの設置である。エレベーターは東西双方の出入口に設置されている。改札口は1か所のみ。

駅北側に渡り線があり2013年12月20日まで平日朝と、土休日夜に河原町方面からの終着列車が設定されていた。現在は地震、台風等の区間運転見合せが発生した際や祇園祭開催時をはじめとした臨時ダイヤ設定時、当駅での折り返し運転に使われる。

のりば

号線路線方向行先
1・2京都本線上り烏丸京都河原町嵐山方面
3・4下り高槻市淡路大阪梅田十三天下茶屋方面

※内側2線(2号線と3号線)が主本線、外側2線(1号線と4号線)が待避線である。

西口
ホーム

ダイヤ

以前は通過列車も多かったが現行ダイヤでは、土休日に運行される快速特急を除き全ての定期旅客列車が停車する。

朝には当駅始発の京都河原町行き普通が1本、平日の早朝に当駅始発の大阪梅田行き急行が2本、夜間留置の関係で2022年12月より京都河原町からの当駅止まり普通が設定されている。

待避線を備えているが日中時間帯の緩急接続は行われない。これは前後の特急停車駅である桂駅高槻市駅(土休日の下りは茨木市駅)で共に緩急接続を行っているからである。平日朝夕時間帯は緩急接続を行う。

利用状況

2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員23,229人乗車人員:11,492人、降車人員:11,737人)である[10]

  • 2022年(令和4年)次の通年平均の乗降人員20,332人である[11]。阪急電鉄全線では、第35位。

近年の1日平均乗降・乗車人員は下記の通り[12]

年度1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1997年(平成09年)45,59222,593
1998年(平成10年)44,58721,938
1999年(平成11年)43,90521,627
2000年(平成12年)42,64321,045
2001年(平成13年)39,99219,847
2002年(平成14年)38,56219,159
2003年(平成15年)38,13118,942
2004年(平成16年)37,41018,583
2005年(平成17年)37,25018,491
2006年(平成18年)36,54818,410
2007年(平成19年)37,02618,546
2008年(平成20年)38,85019,520
2009年(平成21年)36,15818,044
2010年(平成22年)34,97817,465
2011年(平成23年)35,78417,798
2012年(平成24年)36,17718,044
2013年(平成25年)36,03518,012
2014年(平成26年)36,16818,062
2015年(平成27年)31,08115,479
2016年(平成28年)30,24715,047
2017年(平成29年)30,16815,051
2018年(平成30年)30,80715,309
2019年(令和元年)30,70815,257
2020年(令和02年)22,22711,000
2021年(令和03年)23,22911,492

駅周辺

長岡京市内の駅であるが、長岡京の中心であった大極殿や内裏跡へは隣の向日市内にある西向日駅が近い[1]

また、西口には阪急タクシーの乗り場がある。

バス路線

駅には乗り入れないが、付近に阪急バスの停留所が2つある。

西口から西へ徒歩3分ほどに「阪急長岡天神駅」停留所がある[13]。路線バスの路線名は全て長岡京線で、乗り入れる路線の多くが循環系統。

のりば系統番号・行先備考
11系統:金ヶ原方面円明寺ヶ丘先行
3系統:金ヶ原方面梅ヶ丘先行
80系統JR山崎駅マイクロバスによる運行
11系統:今里方面夕方以降の4本のみ
25系統:光風台・美竹台方面13時台まで
6系統:美竹台・光明寺方面14時台以降。太鼓山先行
7系統:美竹台・光明寺方面14時台以降。済生会病院前先行
8系統:奥海印寺方面14時台以降。太鼓山先行
9系統:奥海印寺方面13時台まで。奥海印寺先行
20系統:光明寺方面13時台まで。舞塚先行
22系統:光明寺方面13時台まで。光明寺先行
348系統:新山崎橋当停留所手前で5・7系統から系統変更した便
49系統:JR長岡京駅(東口)/菱川当停留所手前で1系統から系統変更した便。最終便のみ菱川止まり
80系統阪急東向日マイクロバスによる運行
12系統:免許試験場前
各系統:JR長岡京駅(西口)1・3・5・6・8・9・20・22系統の復路及び10・82(平日のみ)系統

この他、長岡京市のコミュニティバス(阪急バス委託)・長岡京はっぴぃバスが3のりばから発車する。

また、当停留所からはサントリー京都工場見学客向けの無料送迎バス[14]が長岡京駅経由で昼間帯に運行されている。

12系統は当停留所到着前に阪急長岡天神駅南停留所(東口から南へ徒歩3分ほど[15])を経由している。

隣の駅

阪急電鉄
京都本線
快速特急
通過
特急・通勤特急・準特急・急行
高槻市駅 (HK-72) - 長岡天神駅 (HK-77) - 桂駅 (HK-81)
準急・普通
西山天王山駅 (HK-76) - 長岡天神駅 (HK-77) - 西向日駅 (HK-78)

脚注

関連項目

外部リンク