アンソニー・リチャードソン

アンソニー・ダショーン・リチャードソンAnthony Dashawn Richardson, 2002年5月22日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLインディアナポリス・コルツに所属している。ポジションはクォーターバック

アンソニー・リチャードソン
Anthony Richardson
refer to caption
2023年のリチャードソン
インディアナポリス・コルツ #5
ポジションクォーターバック
生年月日 (2002-05-22) 2002年5月22日(21歳)
出身地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州マイアミ
身長:6' 4" =約193cm
体重:255 lb =約115.7kg
経歴
高校イーストサイド高等学校英語版
大学フロリダ大学
NFLドラフト2023年 / 1巡目全体4位
所属歴
2023-インディアナポリス・コルツ
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
パス試投数84
パス成功数50
パス成功確率59.5%
TD-INT3-1
パス獲得ヤード577
QBレーティング87.3
ラン獲得ヤード136
ラッシングTD4
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴

カレッジ

フロリダ大学に進学し、1年目の2020年シーズンはNCAAレッドシャツ制度英語版の対象となったため、4試合の出場に留まった[1]

2021年シーズンは8試合に出場し、終盤には初の先発出場を果たした。

2022年シーズンから先発に定着。2022年9月3日には全米ランキング7位と格上のユタ大学に逆転勝利した[2]。このシーズン終了後、2023年のNFLドラフトアーリーエントリーした。

個人成績

シーズン試合パスラン
GPGSRecordCompAttPctYardsAvgTDIntRateAttYardsAvgTD
フロリダ
2020400–01250.02713.511228.47618.70
2021810–1386459.45298.365144.1514017.93
202212126–617632753.82,5497.8179131.11036546.39
通算[3]24136–721539354.73,1057.92415133.61611,1166.912

インディアナポリス・コルツ

ドラフト前のコンバインでの測定値から、クォーターバックのドラフト候補の中では史上最も優れた身体能力を持つと称され、相対運動スコア(RAS)ではキャム・ニュートン以来となる満点を記録した[4]

プレドラフト測定結果
身長体重






40Yrd



10Yrd




20Yrd











6 ft 4+14 in
(194 cm)
244 lb
(111 kg)
32+34 in
(83 cm)
10+12 in
(27 cm)
4.43 s1.53 s2.56 s40.5 in
(103 cm)
10 ft 9 in
(3.28 m)
[5]

迎えたドラフトでは全体4位でインディアナポリス・コルツから指名され、その後4年総額3,400万ドルのルーキー契約を結んだ[6][7]

2023年シーズン

開幕前のトレーニングキャンプ中に、呼吸をしやすくするために鼻中隔の手術を受けた[8]

2023年8月15日にヘッドコーチのシェーン・スタイケン英語版により、開幕戦で先発を務めることが発表された[9]

2023年10月8日のテネシー・タイタンズ戦中にグレード3の肩鎖関節捻挫の負傷を負い、1か月以上の離脱見込みとなった[10]。同月18日に肩の手術を受けることが決定し、シーズン中の復帰は絶望となった[11]

プレースタイル

荒削りながら身体能力は高く、ジョシュ・アレンと比較されている[12]

プレースタイルの似ているキャム・ニュートンラマー・ジャクソンに憧れており、自らを「キャム・ジャクソン」と称したこともある[13]

脚注

外部リンク