カシュガイ人
カシュガイ人(カシュガイじん、ガシュガーイー語: qaşqaylar; ペルシア語: قشقایی; ロシア語: Кашкайцы; 英語: Qashqai people)とは、イランに居住するテュルク系民族の一派である。
qaşqaylar , qaşqay | |
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カシュガイ人の伝統的な市場(上) 伝統的な帽子をかぶったカシュガイ人の少年(下) | |
総人口 | |
c. 300,000-2,000,000[1][2][3] | |
居住地域 | |
イラン | |
言語 | |
ガシュガーイー語、ペルシア語 | |
宗教 | |
イスラム教シーア派 | |
関連する民族 | |
アゼルバイジャン人、ロル人、クルド人 |
概要
カシュガイ人の歴史は殆ど知られていないが、11世紀または12世紀以降に中央アジアからイランに移住したオグズ系部族の集合体とされている。一説ではアゼルバイジャン語の方言とも言われるチュルク語族のガシュガーイー語を話す。
日本ではギャッベやキリムといった絨毯や織物を作る民族として知られている[4][5][6][7]。
カシュガイ人は複数部族の集合体で、アーマレ、カシュクリ、シェシェボラキ、ダレシュリ、ファルシマンダン、カラジャ、ラヒーミ、サフィハニといった部族が含まれている[8]。