シント=トロイデンVV

ベルギーのサッカークラブ

コーニンクレッカ・シント=トロイデンセ・フットバルフェレニヒンク[2]オランダ語: Koninklijke Sint-Truidense Voetbalvereniging)は、ベルギーリンブルフ州シント=トロイデンを本拠地とするサッカークラブである。 一般的にはシント=トロイデンまたはSTVV(エス・テー・フェー・フェー)、あるいは愛称のデ・カーナーリス(De Kanaries)と呼ばれる。ジュピラー・プロ・リーグに所属する。

シント=トロイデンVV
原語表記Koninklijke Sint-Truidense Voetbal Vereniging
愛称De Kanaries (The Canaries)
クラブカラー黄・青
創設年1924年
所属リーグベルギー・ファースト・ディビジョンA
所属ディビジョン1部
ホームタウンシント=トロイデン
ホームスタジアム大王わさびスタイエンスタジアム
収容人数14,600[1]
運営法人日本の旗 DMM.com
代表者ベルギーの旗 ダーヴィト・メーケルスオランダ語版
日本の旗村中悠介
監督ドイツの旗 トルステン・フィンク
公式サイト公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

最高順位は1965–66シーズンの2位。またベルギーカップ決勝に2度進出した。1924年創設。登録(Matricule)番号英語版は373。クラブカラーは黄色と青であり、愛称の「デ・カーナーリス(カナリア)」はここに由来する。1927年以降はスタイエンでホームゲームを開催している。日本の大手IT企業であるDMM.comが出資している。会長は日本人村中悠介[3]

歴史

1924年にシント=トロイデンの2つのクラブ、FCユニオンとFCゴールドスターとの間の合併によって設立された。クラブカラーにはシント=トロイデン市の色に合わせて黄色と青が選ばれ、シント=トロイデンセ・フットバル・フェレーニヒンク(Sint-Truidense Voetbal Vereeniging)と命名された。セルクル・トンゲレンとの間で行われた初試合の観衆はわずか9人だった。1930年代末、ポル・アッペルタンスがシント=トロイデンの中心選手だった。1948年11月21日、アッペルタンスはクラブ在籍中の選手として始めてベルギー代表として試合に出場した。1940年代末、クラブはベルギー・セカンド・ディビジョンに昇格した。1947年にはクラブ名がシント=トロイデンセ・フットバルフェレニヒンク(Sint-Truidense Voetbalvereniging)に改称された。5年後、2部で2位となり、1部への昇格を果たした。成功を収めた監督レイモン・ゲタルスは1959年からシント=トロイデンの指揮を執った。ゲタルスの管理の下で、チームは1966年シーズンを1部の2位で終了した。

2008年、FCLラピーデ・ウェーゼマール英語版の女子チームがSTVVに加わった。

2015年ベルギー・ファースト・ディビジョンに5度目の昇格を果たした。

2017年11月15日、日本のECサイトを運営するDMMグループが、日本企業として初めて欧州クラブである当クラブの経営権を取得したことを発表した[4]。DMMは、英語が広く使われており、実質的に外国人枠がなく、かつヨーロッパ各地へのアクセスにも優れているという点で日本人サッカー選手のステップアップリーグとして最適だと判断し、ベルギーリーグを選んだという[5]

2018年6月19日、デサントとオフィシャルサプライヤー契約を締結したことを発表した。それに伴いアンブロブランド[6]のユニフォームを着用。

2018年7月、福岡のゲーム会社・レベルファイブがオフィシャルスポンサー契約。ユニフォームスポンサーとして右鎖骨に同社のサッカーゲームである「イナズマイレブン」ロゴを掲出[7]

2018年9月27日、スカパー!JSAT株式会社とパートナーシップを締結したことを発表した[8]。その翌日の2018年9月28日には、株式会社エイチ・アイ・エスともパートナーシップを締結し、2018-2019シーズンのオフィシャル観戦ツアーの実施を発表した[9]

2019年7月10日、旭化成グループの旭化成ヨーロッパ、旭化成バイオプロセスヨーロッパ、アサヒフォトプロダクツとオフィシャルスポンサー契約を締結した事を発表した。

2020年12月17日、IKEUCHI ORGANICとオフィシャルタオルスポンサー契約を締結したことを発表。ニッポン放送の番組「オールナイトニッポン」とのスペシャルコラボタオルを発売した。

2022年8月30日、イメージガールとして「シントトロイデンガールズ」が結成された[10][11]

獲得タイトル

国内タイトル

国際タイトル

なし

過去の成績

シーズンディビジョンベルギーカップ
リーグ順位
2007-08ジュピラー・リーグ34691932582717位6回戦敗退
2008-09EXQIリーグ3624847229801位5回戦敗退
2009-10ジュピラー・プロ・リーグ28126103535425位6回戦敗退
2010-11ジュピラー・プロ・リーグ30851720512912位6回戦敗退
2011-12ジュピラー・プロ・リーグ303101732611916位7回戦敗退
2012-13ベルガコム・リーグ34176115436574位準々決勝敗退
2013-14ベルガコム・リーグ3420775131673位4回戦敗退
2014-15ベルガコム・リーグ3424736228791位6回戦敗退
2015-16ジュピラー・プロ・リーグ30861628473013位7回戦敗退
2016-17ジュピラー・プロ・リーグ30861635483012位準々決勝敗退
2017-18ジュピラー・プロ・リーグ309101129413710位7回戦敗退
2018-19ジュピラー・プロ・リーグ30121174736477位準々決勝敗退
2019-20ジュピラー・プロ・リーグ29961436533312位7回戦敗退
2020-21ジュピラー・プロ・リーグ341081641523815位7回戦敗退
2021-22ジュピラー・プロ・リーグ34156134240519位6回戦敗退
2022-23ジュピラー・プロ・リーグ341191437404212位準々決勝敗退
2023-24ジュピラー・プロ・リーグベスト16敗退

欧州の成績

シーズン大会ラウンド対戦相手ホームアウェー合計
1999 UEFAインタートトカップ 1回戦 スパルタク・ヴァルナ6-02-18-1
2回戦 アララト・エレバン3-12-05-1
3回戦 アウストリア・ウィーン2-10-22-3
2003 UEFAインタートトカップ2回戦 トボル0-20-10-3

現所属メンバー

2024年4月13日現在[12] [13]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No.Pos. 選手名
1GK 鈴木彩艶
2DF 小川諒也
6MF 山本理仁
7FW アブバカリ・コイタ英語版 ( )
8MF 藤田譲瑠チマ
11FW ファティ・カヤ ( )
12GK ジョー・コッペンズ英語版
13MF 伊藤涼太郎
14MF オリヴィエ・デュモン英語版 ( )
15FW カーヴェー・ザヒーロレスラム英語版 ( )★
16DF マッテ・スメット英語版
17MF マティアス・デロージ英語版
18MF ヤルネ・ステウカース英語版
20DF レイン・ヴァン・ヘルデン英語版
No.Pos. 選手名
22DF ウォーク・ヤンセンス英語版
23FW ジョセルフォ・バーンズ英語版 ( )
24DF デイヴィット・ミンドンベ( )
25DF トリスタン・トゥーヒー
27DF フレデリック・アナヌー( )
30FW 岡崎慎司
31DF ブルーノ・ゴドー
33DF アルイ・ディルキン
51GK マット・レンドフレス ( )
53FW アダム・ナリ( )
60MF ロベルト・ヤン・ヴァンウェセマール
77DF エリック・ボキャ英語版 ( )
91FW アドリアーノ・ベルタッチーニ英語版 ( )

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No.Pos. 選手名
1GK 鈴木彩艶 (浦和レッズ)
2DF 小川諒也 (FC東京)
No.Pos. 選手名
6MF 山本理仁 (ガンバ大阪)
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No.Pos. 選手名
-FW 林大地 (1.FCニュルンベルク)

歴代監督

歴代所属日本人選手

GK

DF

MF

FW

提携クラブ

イメージガール

脚注

外部リンク