チョウノスケソウ属

チョウノスケソウ属(―ぞく、Dryas)は、バラ科の1である。ドリアスドライアスともいう。

チョウノスケソウ属
チョウノスケソウ、飛騨山脈の白馬鑓ヶ岳の高山帯(長野県北安曇郡白馬村)にて、2018年7月20日撮影
分類
:植物界 Plantae
:被子植物門 Magnoliophyta
:双子葉植物綱 Magnoliopsida
:バラ目 Rosales
:バラ科 Rosaceae
亜科:バラ亜科 Rosoideae
:チョウノスケソウ属 Dryas
学名
Dryas L.

本文参照

多年生草本である。極地や高山の寒冷地に生息する。

学名は、ギリシャ神話に登場するニュンペードリュアスにちなみリンネが命名した。

3種と1雑種が属する。

  • Dryas drummondii キバナチョウノスケソウ Drummond’s Avens - 北米産
  • Dryas integrifolia マキバチョウノスケソウ Entire‐leaved Avens - 北米産
  • Dryas octopetala チョウノスケソウ Mountain Avens
  • Dryas × suendermanniiD. drummondii × D. octopetala

ドリアス期

チョウノスケソウ花粉氷期の指標となっており、最終氷期末期の寒冷期は、チョウノスケソウ属(ドリアス)にちなみオールダードリアスとヤンガードリアスと名づけられている。

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