テムズとともに

テムズとともに -英国の二年間-』(テムズとともに えいこくのにねんかん)は、徳仁親王が1983年6月から1985年8月までのイギリスオックスフォードでの留学生活を回顧したエッセイである。1993年学習院の創立125周年記念の学習院教養新書として刊行され、2023年4月には創立150周年記念事業として新装復刊された[1]。2006年1月、元駐日イギリス大使ヒュー・コータッツィ(Hugh Cortazzi)の翻訳で英訳され、イギリスで出版された[2]

概要

学習院大学大学院で日本中世交通史を研究した徳仁親王は、1986年からオックスフォード大学マートン・カレッジで2年間の研究生活を送る[3]身辺警護ロンドン警視庁の警護官2人が当たっていた[4]。交友を深め、スポーツや芸術、室内楽の演奏を楽しみ[5]、他の学生と同様の日常生活を送る[6]。マサイアス教授のもとでテムズ川の水上交通史の研究を行った[7]。留学時の思い出や日常の様々な出来事が綴られている[8]。 

脚注

参考文献

  • 徳仁親王『テムズとともに -英国の二年間-』学習院総務部広報課、1993年2月23日。 
  • 徳仁親王 『テムズとともに-英国の二年間』紀伊國屋書店、2023年4月22日。ISBN 978-4314012003
学習院創立150周年記念出版。新版・後書きを付す。

外部リンク