デュッセルドルフ・アレーナ

デュッセルドルフ・アレーナ(Düsseldorf Arena)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフにあるサッカー専用スタジアムフォルトゥナ・デュッセルドルフがホームスタジアムとして使用している。ライン近くにあったラインシュタディオンを解体した上、2004年に完成した。

デュッセルドルフ・アレーナ
Düsseldorf Arena
メルクール・シュピール=アレーナ
Merkur Spiel-Arena


2021年のスタジアム

地図
デュッセルドルフ・アレーナの位置(ノルトライン=ヴェストファーレン州内)
デュッセルドルフ・アレーナ
デュッセルドルフ・アレーナの位置(ドイツ内)
デュッセルドルフ・アレーナ
施設情報
所在地ドイツの旗 ドイツ デュッセルドルフ
位置北緯51度15分42秒 東経6度43分59秒 / 北緯51.26167度 東経6.73306度 / 51.26167; 6.73306 東経6度43分59秒 / 北緯51.26167度 東経6.73306度 / 51.26167; 6.73306
起工2002年
開場2004年9月10日 (こけら落とし)
2005年1月18日 (落成式)
所有者Multifunktionsarena Immobiliengesellschaft mbH & Co. KG
運用者D.LIVE GmbH & Co. KG
グラウンド天然芝
ピッチサイズ105m × 68m
建設費2億4,000万
設計者JSK Architekten
ウェブサイトwww.merkur-spiel-arena.de
旧称
LTUアレーナ (2004年-2009年)
エスプリ・アレーナ (2009年-2018年)
使用チーム、大会
フォルトゥナ・デュッセルドルフ (2004年-)
ライン・ファイヤー (2005年-2007年)
KFCユルディンゲン05 (2019年-2021年)
UEFA EURO 2024
収容人員
54,600人 (国内試合)
51,500人 (国際試合)
66,000人 (コンサート)

概要

スタジアム当初はLTUインターナショナルが命名権を取得して、LTUアレーナと呼ばれていた。命名権が切れた2009年以降、エスプリ・ホールディングス英語版が新たに取得し、エスプリ・アレーナになった[1]。2018年にゲーミング会社ガウゼルマンが命名権を取得。メルクール・シュピール=アレーナ (Merkur Spiel-Arena)と命名された。契約は10年間で1シーズン当たり300万ユーロとなる.[2]

スタジアムは51500人収容とFIFAワールドカップ基準を満たしているが、2006年FIFAワールドカップドイツ大会の会場には選ばれなかった(同じヴェストファーレン州からはドルトムントケルンゲルゼンキルヒェンの3都市が選ばれている)。NFLヨーロッパワールドボウルでは2005年と2006年に行われた。サッカーのフォルトゥナ・デュッセルドルフの本拠地でもある。

2010年にはアメリカンフットボールの国際親善試合ジャーマン・ジャパン・ボウルドイツ語版が、2010年と2011年にはレース・オブ・チャンピオンズが、2011年に第56回ユーロビジョン・ソング・コンテストの会場に決定した。ただしデュッセルドルフ市の意向によりデュッセルドルフ・アレーナとして変更された[3]。なおサッカーの国際試合も同様。2022年のサッカー日本代表親善試合やUEFA EURO 2024の会場としても使用予定。

またボクシングとしてはウラジミール・クリチコの世界タイトルマッチを2010年3月(対戦相手:エディ・チェンバース)と2012年3月(同:ジャン=マルク・モルメク)に行われた。

2024年のEHF EURO2024開幕戦では53,586人を動員[4]

2025年夏季ワールドユニバーシティゲームズ開会式も当地で開催予定

開催された主な試合

日付ホームチーム結果アウェーチーム大会
2005年2月9日 ドイツ2-2 アルゼンチン親善試合
2007年2月7日 ドイツ3-1 スイス
2009年2月11日 ドイツ0-1 ノルウェー
2011年10月11日 ドイツ3-1 ベルギーUEFA EURO 2012予選
2014年9月3日 ドイツ2-4 アルゼンチン親善試合
2018年5月23日 ドイツ1-1 スペイン
2021年6月7日 ドイツ7-1 ラトビア
日付チーム#1結果チーム#2大会
2008年3月26日 ギリシャ2-1 ポルトガル親善試合
2022年9月23日 アメリカ合衆国0-2 日本
2022年9月27日 日本0-0 エクアドル

ギャラリー

2008年に撮影されたパノラマ

エアベルリン・ワールド

エアベルリン・ワールド
Airberlin world
Lena-Arena
施設情報
所在地ドイツデュッセルドルフ
起工2011年1月17日
開場2011年3月26日
閉場2011年
取り壊し2011年
所有者デュッセルドルフ市
グラウンド天然芝
建設費€280万ユーロ
使用チーム、大会
フォルトゥナ・デュッセルドルフ(2011)
UEFA U-17欧州選手権2011予選
収容人員
20.168人

エアベルリン・ワールドはユーロビジョン・ソング・コンテスト2011開催に伴い、作られた臨時仮設スタジアム。エア・ベルリンが命名権を取得した[5][6]。愛称はレナ・アレーナ[7]フォルトゥナ・デュッセルドルフのホーム残り3試合とUEFA U-17欧州選手権2011予選の  ドイツVS  ウクライナが行われた。

脚注

関連項目

外部リンク

開催イベントとテナント
先代
テレノール・アリーナ
バールム
ユーロビジョン・ソング・コンテスト
会場

2011
次代
バクー・クリスタル・ホール
先代
国家体育場
北京
レース・オブ・チャンピオンズ
決勝戦会場

2010・2011
次代
ラジャマンガラ・スタジアム
バンコク