ネオス (航空会社)

イタリアの航空会社

ネオス (Neos S.p.A.) は、イタリアロンバルディア州ソンマ・ロンバルドに本社を置く航空会社である。[4]

ネオス
IATA
NO[1]
ICAO
NOS[2]
コールサイン
MOONFLOWER[3]
設立2001年6月[4]
運航開始2002年3月
AOC #NU6F156F [5]
拠点空港
親会社Alpitour S.p.A.
保有機材数15
就航地73
本拠地イタリア共和国ロンバルディーア州ソンマ・ロンバルド[4]
代表者
  • Lupo Rattazzi, President
  • Carlo Stradiotti, CEO
売上高増加 €274万 (2016年現在)
従業員数850人 (2020年現在)
外部リンクwww.neosair.it
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アルピツアーS.p.Aの子会社であり、73の路線をボーイング737 ネクストジェネレーションボーイング767ボーイング787で運行している。[6]

歴史

ネオスの Boeing 767-300ER

ネオスは2001年6月22日に、イタリアのアルピツアーS.p.AとドイツのTUIグループの2つの会社の合弁会社として設立され、翌2002年3月8日に運行を開始した。[7][8]

ネオスは長年、コスタ・クルーズと協力して、コスタ・クルーズの船の出発港と到着港で、イタリアからドバイ、カリブ海、北ヨーロッパに乗客を輸送してきた。

2011年1月、ネオスのフリートが6機に拡大され、2014年にはボーイング787-8を3機発注したが、[9]これらの発注は後に4機のボーイング787-9に変更され、2020年にノルウェージャン・エア・インターナショナルから2機を取得した。また、ネオスはイタリアで最初のボーイング787のオペレーターになった。[10]

2021年3月30日に、ネオスは最初の2機のボーイング737 MAX 8を受け取り、その後翌年6月8日に更に2機を受け取った。[11]

4月21日、IATAトラベルパスへ参加した。同社はイタリア国内でこのプロジェクトに申請し参加している唯一の航空会社となっている。[12]また同月、ネオスは同年5月から始まるミラノ-カイロ間の新ルートの開設を発表し、6月29日から隔週で運航される予定である。

ネオスでは、EASAの規定に則り、自社の航空機の他に他の航空会社の航空機の技術的メンテナンスを独自に行っている。また同社では2002年9月からボーイング737-800とボーイング787-9のパイロットと客室乗務員向けのトレーニングプログラムを実施している。[13]

就航地

ネオスは、南ヨーロッパ、アフリカ、アジア、カリブ海、ブラジル、アメリカ、メキシコなどへ就航している。

運行機材

ネオスの ボーイング737-800
ネオスの ボーイング787-9

保有機材

2021年5月 (2021-05)現在、ネオスの機材はボーイング機で統一されている[14]

ネオス フリート
機材運用機数発注機数座席数備考
CY合計
ボーイング737-8005186186
ボーイング737 MAX 84186186
ボーイング787-9628331359ノルウェージャン・ロングホールから取得した2機[15]
Total15

退役機材

ネオス フリート
機材保有数導入退役備考参照
ボーイング737-800320042020現在1機が保存されている (EI-FLM)。[16]
Boeing 767-300ER320052020貨物機へ改修[14][15]

事故

参照

出典

外部リンク

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