バヤモ

キューバの都市

バヤモ(スペイン語:Bayamo)は、キューバグランマ州の州都。2015年の人口は15万8905人[2]で、国内8位。キューバ国歌の「バヤモの歌」で歌われている。

バヤモ

Bayamo
州都
バヤモのブールバール
バヤモのブールバール
黄:グランマ州 赤:バヤモ
黄:グランマ州
赤:バヤモ
北緯20度22分54秒 西経76度38分34秒 / 北緯20.38167度 西経76.64278度 / 20.38167; -76.64278 西経76度38分34秒 / 北緯20.38167度 西経76.64278度 / 20.38167; -76.64278
キューバの旗 キューバ
グランマ州
建設1513年11月15日[1]
市制1827年
面積
 • 合計918 km2
標高
55 m
人口
 • 合計158,905人
 • 密度173.1人/km2
等時帯UTC-5 (東部標準時)
郵便番号
85100
市外局番+53 23
ナンバープレートG
バヤモの近郊農業

地理

バヤモ川に面しており、激しいバヤモ風英語版が吹く。

歴史

1513年11月15日に建設された。これは、スペインコンキスタドールであるディエゴ・ベラスケス・デ・クエリャルが建設した7つの都市の内2つ目である[3]

1540年バスク人地主のFrancisco Iznaga[4]が市長に就任した。

16世紀には、島の農業と商業で最重要拠点の1つだった。内陸にある事でカリブ海の海賊の脅威が少なく、海沿いのサンティアーゴ・デ・クーバが襲われた事で、バヤモの重要性は更に高まった。

17世紀初頭には、カウト川を通じて200t級の貨物船が通行する事でバヤモは栄えた[3]

1616年、大洪水が起き、カウト川が航行不能になった。しかし、マンザニロ英語版を通じたキュラソー島ジャマイカとの貿易は、18世紀まで続いた[3]

1827年、市に昇格した。

1868年1878年第一次キューバ独立戦争では、強固な要塞が築かれた。

交通

通勤者の15%のみが自動車やバイクを用い、39%が免許制の馬車を利用する。残りは自転車や自転車タクシーを用いる[5][6]

教育

著名人

カルロス・マヌエル・デ・セスペデス
トマス・エストラーダ・パルマ
パブロ・ミラネス
ペルチョ・フィゲレド

脚注