フィリピンの国旗

国の国旗

フィリピン国旗は4つの色からなる国旗である。白は平等と友愛を、青は平和、真実と正義を、赤は勇気と愛国心を象徴し、黄色い太陽は自由を意味している[1]。3つの星は主な島であるルソン島ミンダナオ島ヴィサヤ諸島を象徴している。太陽から伸びる8本の光条は、フィリピン独立革命の際、最初に武器を取ったルソン島所在の8州(パンパンガ州ブラカン州リサール州カビテ州バタンガス州ラグナ州タルラック州ケソン州)を表している。

フィリピンの国旗
フィリピンの旗
用途及び属性市民・政府・軍隊陸上、市民・政府・軍隊海上?
縦横比1:2
制定日1898年6月12日(現行の旗は1998年より)
使用色
テンプレートを表示

戦争の時には、天地を逆にして「勇気」「愛国心」を表す『赤』を上にし強調するという、他の国旗にはなかなか見られない特徴を持つ[2][3]

この国旗は米比戦争中の1907年より、フィリピン第一共和国が崩壊しアメリカ合衆国に占領された後、1919年10月30日まで掲揚が禁止された[4][5]

2009年9月27日、国会は、スペイン植民地時代にも屈服しなかったムスリムに敬意を表し、光条を1本増やして9本とする議案を可決[6](2020年6月現在、デザインはまだ改定されていない)。

歴史

註釈

関連項目