フォルクスパルクシュタディオン

フォルクスパルクシュタディオン (Volksparkstadion)は、ドイツハンブルクにあるサッカースタジアムである。

フォルクスパルクシュタディオン
Volksparkstadion


UEFA 4stars

地図
フォルクスパルクシュタディオンの位置(ハンブルク内)
フォルクスパルクシュタディオン
フォルクスパルクシュタディオンの位置(ドイツ内)
フォルクスパルクシュタディオン
施設情報
所在地ドイツの旗 ドイツ ハンブルク
位置北緯53度35分13.8秒 東経9度53分55.1秒 / 北緯53.587167度 東経9.898639度 / 53.587167; 9.898639 東経9度53分55.1秒 / 北緯53.587167度 東経9.898639度 / 53.587167; 9.898639
起工1951年
開場1953年7月12日
修繕1998年-2000年
所有者HSV Fußball AG
運用者同上
グラウンドハイブリッド芝
ピッチサイズ105 x 68 m
建設費約1億 (2000年の改修)
設計者Manfred O. Steuerwald (2000年の改修)
旧称
AOLアレーナ (2001年-2007年)
HSHノルトバンク・アレーナ (2007年-2010年)
イムテック・アレーナ (2010年-2015年)
使用チーム、大会
ハンブルガーSV (1953年-)
ハンブルク・シーデビルズ (2005年-2007年)
1974 FIFAワールドカップ
UEFA欧州選手権1988
2006 FIFAワールドカップ
UEFA EURO 2024
収容人員
57,000人 (国内試合)
51,500人 (国際試合)

概要

1953年に「フォルクスパルクシュタディオン (Volksparkstadion)」(直訳すると「市民公園競技場」)として開場した。地元のサッカークラブチーム「ハンブルガーSV」、アメリカンフットボールNFLヨーロッパのチーム・ハンブルク・シーデビルズの本拠地としてそれぞれ使用され、サッカーでは1974年西ドイツW杯では東西ドイツの対戦会場となり、その他1988年EURO1988など多くの国際試合でも使用されてきた。旧名時代は客席に屋根がかかっておらず、スタンドから見える高いクレーンにつけられた照明塔が特徴的だったが、現在は客席が屋根で覆われているので当時の面影はない。

2000年AOLネーミングライツを取得し「AOLアレナ (AOL Arena)」に改称。
2006年ドイツW杯でも5試合の開催が行われた。

なお、FIFA(国際サッカー連盟)の規定では、FIFAが主催する国際大会においては、FIFAが認定した公式パートナー・サプライヤー以外の企業のスタジアムの広告や命名権(ネーミングライツ)によるスタジアムの企業名露出を禁止していること、また2006年5月をもってAOL社とのスポンサー契約が終了したことから、ドイツW杯期間中は「FIFAワールドカップスタジアム・ハンブルク」として開催された。ドイツW杯以降、AOLとの命名権契約はないもののAOLアレナと呼ばれ続けていた。2007年3月、ドイツの州立銀行HSHノルトバンクが2500万ユーロで3年間の命名権を買い取り、2007-08年シーズンから「HSHノルトバンクアレーナ」に改称することとなった。契約が切れた後2011年より、オランダの企業イムテックが命名権を取得し「イムテック・アレーナ」となった。なお、UEFA主催試合ではハンブルク・アレーナと呼ばれる。

イムテックによる命名権契約が満了した2015年7月より、ネーミングライツ導入以前の名称である「フォルクスパルクシュタディオン」に戻された[1]

開催された主な大会

日付チーム#1結果アウェーチーム#2ラウンド
1974年6月14日 東ドイツ2-0 オーストラリアグループ1
1974年6月18日 オーストラリア0-3 西ドイツ
1974年6月22日 東ドイツ1-0 西ドイツ
日付チーム#1結果アウェーチーム#2ラウンド
1988年6月21日 西ドイツ2-1 オランダ準決勝
日付チーム#1結果アウェーチーム#2ラウンド
2006年6月15日 エクアドル3-0 コスタリカグループA
2006年6月10日 アルゼンチン2-1 コートジボワールグループC
2006年6月22日 チェコ0-3 イタリアグループE
2006年6月19日 サウジアラビア0-4 ウクライナグループH
2006年6月30日 イタリア3-0 ウクライナ準々決勝

ギャラリー

2010年に撮影されたパノラマ

関連項目

脚注

外部リンク