ヤン・ブレイデルスタディオン

ヤン・ブレイデルスタディオン (Jan Breydelstadion)は、ベルギーウェスト=フランデレン州ブルッヘにあるサッカー専用スタジアムクラブ・ブルッヘサークル・ブルッヘのホームスタジアムとなっている。収容人数は29,062人。

ヤン・ブレイデルスタディオン
Jan Breydelstadion
オリンピア
Olympia


2009年のスタジアム

地図
施設情報
所在地ベルギーの旗 ベルギー ブルッヘ
位置北緯51度11分35.78秒 東経3度10分50.10秒 / 北緯51.1932722度 東経3.1805833度 / 51.1932722; 3.1805833 東経3度10分50.10秒 / 北緯51.1932722度 東経3.1805833度 / 51.1932722; 3.1805833
起工1975年
開場1975年
拡張1998年
所有者ブルッヘ自治体
運用者クラブ・ブルッヘ
グラウンドハイブリッド芝
ピッチサイズ105m × 68m
旧称
オリンピアスタディオン (1975年-1998年)
使用チーム、大会
クラブ・ブルッヘ (1975年-)
サークル・ブルッヘ (1975年-)
UEFA EURO 2000
収容人員
29,062人
アクセス
鉄道駅 ブルッヘ駅よりバスまたはタクシーで10分

概要

1973年、当時のブルッヘ市長主導の下所有権をブルッヘ市が保有する形で建設計画が練られた。2年後の1975年に建設工事に着工し、1975-76シーズンの開幕戦でこけら落としとなった[1]

1995年5月、当スタジアムがUEFA EURO 2000の会場に選定されると、スタジアム名をヤン・ブレイデルスタディオン (Jan Breydelstadion)へと改名した。「ヤン・ブレイデルオランダ語版」とは、1302年7月11日に勃発した金拍車の戦いにおけるフランドル都市連合軍リーダーの名前である。

1975年の開場当時は立ち見席を含めて22,000人収容のスタジアムであったが、1987年のUEFAによる立ち見席規制を受けて18,000人収容とその数を大きく減らしていた。そのため、EURO 2000開催に合わせてスタジアムの拡張工事を行い、竣工後に現在の収容人数を誇るスタジアムへと姿を変えた。

2017年11月14日、サッカー日本代表サッカーベルギー代表国際Aマッチが開催され、ベルギー代表が1-0で勝利した[2]

2020年1月、クラブ・ブルッヘブルッヘ市は同クラブの新スタジアム建設計画を公表した[3]。所在地は当スタジアムの真隣であり、スペインビルバオにあるサン・マメスを参考にしたこのスタジアムは総工費1億ユーロにのぼると見積もられ、新スタジアム開場後には、このヤン・ブレイデルスタディオンは取り壊される見通しである[4]。また、ヤン・ブレイデルスタディオンを共有するサークル・ブルッヘも新スタジアム建設の計画を進めている。

開催された主な大会・試合

日付ホームチーム結果アウェーチームラウンド
2000年6月11日 フランス3-0 デンマークグループD
2000年6月16日 チェコ1-2 フランス
2000年6月21日 ユーゴスラビア3-4 スペイングループC
2000年6月25日 スペイン1-2 フランス準々決勝
日付ホームチーム結果アウェーチーム大会
1989年8月23日 ベルギー3-0 デンマーク親善試合
1999年8月18日 ベルギー3-4 フィンランド
2013年2月6日 ベルギー2-1 スロバキア
2017年11月14日 ベルギー1-0 日本
  • 国際大会
日付ホームチーム結果アウェーチーム大会
1976年5月19日 クラブ・ブルッヘ1-1 リヴァプールFCUEFAカップ1975-76決勝・2leg

ギャラリー

脚注

外部リンク