ラウテン県

ラウテン県テトゥン語:Lautein)は、東ティモールの県のひとつ。ラウテム県とも表記される。ティモール島東部に位置し、1702 km2に、2008年の推計で6万5349人が暮らす[1]。県都は首都ディリから東へ248kmのところにあるロスパロス。さらにイリオマール、ラウテン、ロスパロス、ルロー、トゥトゥアラの各地区に分けられる。

ラウテン県

Lautein / Lautém
ラウテン県の旗
ラウテン県の位置
ラウテン県の位置
南緯8度31分00秒 東経127度2分00秒 / 南緯8.51667度 東経127.03333度 / -8.51667; 127.03333
東ティモールの旗 東ティモール
地方バウカウ地方
ラウテン県
地区イリオマール地区、ラウテン地区、ロスパロス地区、ルロー地区、トゥトゥアラ地区
県都ロスパロス
面積
 • 合計1,702 km2
人口
(2008年)[1]
 • 合計65,349人
 • 密度38.4人/km2
等時帯UTC+9

西でバウカウ県ヴィケケ県と接する。北の海はバンダ海、南の海はティモール海となる。ティモール島最東端のカップ・クッチャと国内最東端のジャコ島は県のトゥトゥアラ地区に属する。

ラウテン県の都市、河川

ラウテン県にはポルトガル領ティモール時代から同一の組織があった。ポルトガル領時代は、多くの土地がポルトガル風の地名に改称された。例えば、ラウテンはヴィラ・ノヴァ・デ・マラカ、コムはノヴァ・ナザレ、トゥトゥアラはノヴァ・サグレス、ライヴァイはノヴァ・アンコラと呼ばれた。

県内には美しい砂浜や荒涼とした山岳、手付かずの風景などがある。東ティモール固有の鳥の多くはここに生息している。ラウテン市近郊には洞窟壁画がある。多くの石棺や自然信仰の聖地がある。

また、東ティモールの公用語はポルトガル語とテトゥム語だが、県内ではパプア諸語のフタルク語を話すものも東部を中心に3万人ほどいる。その多くはフタルク語しか喋らない。

脚注

外部リンク

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