リーフ共和国

リーフ共和国
جمهورية الريف (アラビア語)
スペイン保護領モロッコ1921年 - 1926年スペイン保護領モロッコ
リーフの国旗リーフの国章
(国旗)(国章)
リーフの位置
リーフ地方の位置
公用語リーフ語アラビア語
宗教イスラム教スンナ派
首都アジール
大統領
1921年 - 1926年アブド・アルカリーム
人口
1921年550,000人
変遷
成立1921年9月18日
滅亡1926年5月27日
通貨リーフ共和国リーフェン
現在モロッコの旗 モロッコ

リーフ共和国(リーフきょうわこく、ベルベル語: Tagduda n Arif、アラビア語: جمهورية الريف‎、英語: The Republic of the Rif)は第3次リーフ戦争のさなかの1921年9月18日スペイン領モロッコから独立して樹立された国である。1926年スペインフランス連合軍の攻撃により崩壊した。

歴史

スペインやフランスのモロッコ侵入に対し、ベルベル人は激しく抵抗したが、ベルベル人は部族間で協力することができず争いを繰り返した。1912年のフランスに対する大反乱も、民族国家を樹立することなく1月の間に失敗した。1部族の軍閥であるアブド・アルカリームはリーフ地区(モロッコ最北部の、ジブラルタル海峡から地中海に面した地方)のベルベル人のリーダーとなり、1921年、スペインからリーフの支配権を奪い返した。

独立の宣言は1921年9月18日になされ、1923年2月1日に正式にリーフ共和国が樹立された。首都はアジールに置かれ、通貨はリーフ共和国リーフェンで人口は15万人の国となり、コミンテルンソビエト連邦の支持を得た。1925年末フランス軍とスペイン軍は50万人の兵力の連合軍を作り、数百台の戦車戦闘機でリーフ共和国を攻撃した。スペイン軍が使用した兵器にはドイツ製の毒ガス兵器もあった。リーフ共和国は1926年5月27日に崩壊した。

脚注

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