ロイド眼鏡
ロイド眼鏡(ロイドめがね)は、眼鏡のデザインの1つ。セルロイドで出来ているということと、アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドが劇中でかけていたことから、二つの意味を持って「ロイド眼鏡」という[1][2][3][4]。
概要
レンズは真円に近い丸型の大型であることが多く、直径は5cm程度、目の周りを覆う感じのスタイルである。つるはレンズの中央部から伸び、フレームは色は黒か茶系で太めのものが多い。1920年代から1930年代に流行し、第二次世界大戦前の日本において標準規格の眼鏡として普及した。有名な愛用者として戦前では古川ロッパや東海林太郎、戦後では作家の大江健三郎らが上げられる。なお、ハロルド・ロイドがかけていたのはレンズがない「素通し」のメガネであったと言われている。