七山村

日本の佐賀県東松浦郡にあった村

七山村(ななやまむら)は、佐賀県北部にあったで、東松浦郡に属していた。1889年町村制が施行されて以降、2006年唐津市へ編入するまで存在した。

ななやまむら
七山村
観音の滝
七山村旗
七山村旗
七山村章
七山村章
七山村旗七山村章
廃止日2006年1月1日
廃止理由編入合併
七山村唐津市
現在の自治体唐津市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方九州地方
都道府県佐賀県
東松浦郡
市町村コード41382-8
面積62.89 km2
総人口2,552
国勢調査、2005年10月1日)
隣接自治体佐賀市唐津市前原市二丈町
村の木イワオスギ
村の花サギソウ
七山村役場
所在地847-1106
佐賀県東松浦郡七山村大字滝川1254番地
外部リンク七山村Internet Archive
座標北緯33度26分28秒 東経130度06分57秒 / 北緯33.44122度 東経130.11592度 / 33.44122; 130.11592 東経130度06分57秒 / 北緯33.44122度 東経130.11592度 / 33.44122; 130.11592
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

地理

佐賀県の北部に位置する。脊振山山系に属し、町域の多くは山林である。

隣接していた自治体

歴史

  • 1889年4月1日 - 町村制施行により、白木村・藤川村・馬川村・荒川村・池原村・木浦村・滝川村・仁部村が合併し、七山村が発足。
  • 2002年7月 - 唐津市呼子町鎮西町肥前町北波多村相知町浜玉町厳木町玄海町と合併法定協議会を設置。
  • 2004年
    • 3月 - 合併議案の否決により、合併法定協議会から離脱。
    • 5月 - 村議会のリコール成立により、村議会が解散。
    • 11月 - 村長のリコール成立により、村長が失職。
  • 2005年3月 - 唐津市と合併法定協議会を設置。
  • 2006年1月1日 - 唐津市に編入。住所は東松浦郡七山村から唐津市七山となった[1]

村政

合併を巡る諸問題

いわゆる平成の大合併の政策に伴い、七山村は唐津市東松浦郡の呼子町、鎮西町、肥前町、北波多村、相知町、浜玉町、厳木町、玄海町の1市9町村で2002年7月に合併法定協議会(法定協)を設置[2]。玄海町が2003年6月に法定協を離脱して以降、1市8町村で合併協議を行っていたが、七山村は2004年3月の村議会で合併案を否決し、法定協を離脱した[2]。厳木町でも合併問題特別委員会で合併案が否決されたものの、その後の住民投票で合併が賛成多数となって法定協を離脱しなかった[2]

法定協を離脱後、2004年5月に七山村の住民が合併案否決を不服とした村議会のリコール(解散)請求が行われ、住民投票の結果リコールが成立して村議会が解散[2]。同年11月には合併に対する明確な態度を示さない岡本研一村長に対してリコール請求が行われ、住民投票の結果リコールが成立し、村長が失職することとなった[2]。2005年2月に行われた村長選挙において、前職の岡本氏と合併推進派の新人・江口利安氏が一騎討ちで争い、江口氏が当選。

七山村長リコール投票結果[3]
票数
賛成974
反対934
無効37

(当日有権者数2152人、投票率90.38%)

2005年3月、唐津市(このとき、旧・唐津市、呼子町、鎮西町、肥前町、北波多村、相知町、浜玉町は合併しており、新・唐津市となっていた)との合併法定協議会を設置し、2006年1月1日に唐津市へ編入した[2]

地域

教育

小中学校

村立

  • 七山中学校
  • 七山小学校

交通

空港

最寄り空港は福岡空港

鉄道

村内を鉄道路線は通っていない。最寄り鉄道駅はJR九州筑肥線浜崎駅

バス

道路

名所・旧跡・観光

脚注

関連項目

外部リンク

🔥 Top keywords: メインページ宮崎麗果特別:検索豊後水道松本忠久土居志央梨若葉竜也能登半島地震 (2024年)田中雄士長谷部誠井上道義The GazettE若林志穂服部百音黒木啓司REITA虎に翼平井理央出口夏希サーブ (盲導犬)三鷹事件セウォル号沈没事故白眞勲三淵嘉子高橋克也 (オウム真理教)ME:Iルーシー・ブラックマン事件佐藤ありさ杉咲花蜜谷浩弥水野真紀亀井亜紀子 (政治家)熊本地震 (2016年)水原一平井川意高中川安奈 (アナウンサー)内藤剛志いなば食品YOSHIKI