代議院 (アルゼンチン)

アルゼンチン下院

代議院(だいぎいん、スペイン語: Cámara de Diputados de la Nación)は国民議会を構成する両院の一つ、アルゼンチンにおける下院である。

代議院
Cámara de Diputados de la Nación
2023–2025年会期
紋章もしくはロゴ
種類
種類
役職
マルティン・メネム英語版リバタリアン党)、
2023年12月10日[1]より現職
第一副議長
セシリア・モロー英語版祖国連合)、
2023年12月10日より現職
多数党代表
ヘルマン・マルティネス英語版(祖国連合)、
2022年2月1日より現職
少数党代表
クリスティアン・リトンド英語版フントス・デ・カンビオ英語版)、
2019年12月10日より現職
構成
定数257
院内勢力
与党 (38)
  •   リバタリアン党 (38)

閣外協力 (41)

中立派 (73)

野党 (104)

任期
2年又は4年(再選可能)
選挙
政党名簿比例代表
ドント方式
前回選挙
2023年10月22日
(130席)
次回選挙
2025年10月19日
議事堂
代議院議場, 国会議事堂,
ブエノスアイレス
ウェブサイト
hcdn.gob.ar

257人の代議院議員から成り、代議院選挙は2年ごとに行われる。各選挙に議員の半数が選出されるため、時差選挙制が採用されている。予算先議権及び共和国軍徴兵の承認は代議院のみが有する。2019年より議員数も男女同権であることが求められている。代議院は自らのテレビチャンネルを持ち、代議院中継や情報番組を企画している[3]

構成

2023年12月10日現在の代議院議員の構成は、2021年に選出された議員(任期2021年-2025年)と2023年に選出された議員(任期2023年-2027年)から成る。代議院議員の被選挙権は25歳以上のアルゼンチン国民とされるが、他の役職との兼職は禁じられている。立候補する2年前まで居住していなければならない。

配分は1980 年の国勢調査に基づいたままであり、1983年以降変更されていない。それ以来、国勢調査は 1991 年、2001年、2010年、2022年に実施されてきた。州ごとに最低5議席ということは、小規模な州に不均衡である[4]

議員数一人当たりの人口 (2010)
ブエノスアイレス自治市242,890,151
ブエノスアイレス州7015,625,084
カタマルカ州5367,828
チャコ州71,053,466
チュブト州5506,668
コルドバ州183,304,825
コリエンテス州7993,338
エントレ・リオス州91,236,300
フォルモサ州5527,895
フフイ州6672,260
ラ・パンパ州5316,940
ラ・リオハ州5331,847
メンドーサ州101,741,610
ミシオネス州71,097,829
ネウケン州5550,334
リオネグロ州5633,374
サルタ州71,215,207
サンフアン州6680,427
サンルイス州5431,588
サンタクルス州5272,524
サンタフェ州193,200,736
サンティアゴ・デル・エステロ州7896,461
ティエラ・デル・フエゴ州5126,190
トゥクマン州91,448,200

委員会

全45の委員会を中心に審議が行われる[5]常設の憲法審査委員会とは別に、案件ごとに必要に応じて設けることが可能な特別委員会があり、各委員会の下には小委員会が設置されることもある。以下の一覧は常設委員会である。

  • 憲法委員会
  • 外交委員会
  • 予算委員会
  • 社会安全保障委員会
  • 家族、子供、青少年委員会
  • 国防委員会

脚注

出典