光吉猛修

光吉 猛修(みつよし たけのぶ、1967年12月25日 - )は日本のゲームミュージック作曲家歌手セガ・インタラクティブ所属の会社員[1]。2017年現在、セガ・インタラクティブ第三研究開発本部サウンドセクション チーフクリエイター。弟は漫画家Ark Performance(アーク・パフォーマンス)の壱号こと光吉賢司[2]

光吉 猛修
生誕 (1967-12-25) 1967年12月25日(56歳)
出身地日本の旗 日本 福岡県
ジャンルゲームミュージック
職業作曲家歌手
活動期間1990年 -

来歴

福岡県福岡市出身。千葉県立柏陵高等学校仙台育英学園高等学校を経て、東北学院大学経済学部卒業[3]

1990年、セガ・エンタープライゼスに入社[4]セガグループの作品を多数手がけている古参コンポーザーであり、元S.S.T.BANDのメンバー(コードネーム:R三郎丸)。ちなみにS.S.T.BAND時代はHIRO師匠の二番弟子にあたる。セガエンタープライゼスに入社した理由は「S.S.T.BANDがやりたかったから」[5]。S.S.T.BAND以外に並木晃一とユニットB-univを結成し、活動していた。

作曲以外に「デイトナUSA」のBGMやアニメ版「バーチャファイター」の主題歌(第二期OP)などでボーカルとしても活躍。近年はセガ関連以外にもコラボレーションとして精力的に楽曲提供を行っている[6]。SEGAオフィシャルサウンドユニット「H.」でベースとボーカルを担当。2013年7月より作曲家の海田明里とのユニットPiNEdとしても活動をしている。

レンタヒーロー」の主人公や、「バーチャロンマーズ」のイッシー・ハッター軍曹、「バーチャファイター」シリーズで影丸(1ではアキラも)の声を演じるなど声優としても活躍。

2015年4月、セガグループ再編に伴い、HIRO師匠と共にアーケードゲームを手掛ける新会社であるセガ・インタラクティブへ移籍[7]

2020年3月22日に初のディナーショー「光吉猛修ディナーショー in KENTO'S 銀座」を開催する予定[4]だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で同年8月23日に延期、その後第2波の感染拡大の影響で翌2021年1月24日へと再延期された[8]
二度に渡る延期に「チケット購入者を大変お待たせする形となった。何か喜んで頂ける代替案はないだろうか」「少しでも気持ちが晴れるよう、無観客での配信という形で前哨戦を」と提案。2020年8月23日、東京・大崎のセガ本社社員食堂で「宇宙初!?無観客ディナーショー」と銘打ったミニライブを行うことになった。ディナーショーのチケット購入者だけに限らず、無料での視聴可能とした[9][10]。その模様はセガ公式YouTubeチャンネルにて生配信した(チャンネル内にアーカイブあり[11])。

ディナーショーの実現に向けてライブストリーミング配信での開催移行を予定していたが、2021年1月に緊急事態宣言再発令及びその延長を受けた状況下においては、代金に見合う内容を提供することは難しいと判断。同年2月19日、正式にライブを中止する結論に至った。

エピソード

  • 共演した影山ヒロノブから『日本一歌の上手いサラリーマン』とその抜群の歌唱力を賞賛される。SEGAサウンド部門所属のミュージシャンである。
  • 趣味であるテニスの試合中にボールが眼球を直撃し、網膜剥離を起こした。そのため眼鏡を着用している。
  • 空手道豊空会の師範・田部井淳と親交が深く、自身も道場に通ったり合宿に参加するなどしている。
    • maimaiに収録されている『バラライカ』では光吉がボーカルを担当し、PVでは師範をはじめ、豊空会の道場生達も出演している。

参加作品

主題歌など

声優

ディスコグラフィ

光吉猛修名義

シングル
アルバム
  • From Loud 2 Low(2003年11月4日、HitmakerRecords)
  • From Loud 2 Low Too(2009年6月25日、WAVEMASTER)
  • From Loud 2 Low SUN(2013年3月27日、WAVEMASTER)
  • 光吉猛修 30周年記念アルバム 〜From Loud 2 Low FOR ボーカル★ベスト〜(2020年8月23日)※発売延期

参加作品

  • VirtuaFighter2 DANCING SHADOWS.(1995年7月26日、東芝EMI)
  • バーチャファイター3 On T(1997年3月26日、東芝EMI)
  • We’re ARKS!/レアドロ☆KOI☆恋!(2015年9月3日、セガゲームス)- 「ファンタシースターオンライン2」ゲーム内イベント「アークスダンスフェス」テーマ曲
  • ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.2(2004年3月24日、サイトロン・デジタルコンテンツ) - スペランカー主題歌「risk my life」収録

楽曲提供

  • STREET FIGHTER Tribute Album(2003年12月17日、セルピュータ) - 「RYU STAGE」アレンジ・リミックス「The Fist of Wave Motion」[注 1]
  • 金子剛ソロアルバム『Life』(2002年8月21日、ダイキサウンド) - セガモバイメージソング「また、ここで逢いたい」など歌唱

脚注

注釈

出典

関連項目

関連人物

外部リンク