日立有料道路

日本の茨城県の道路

日立有料道路(ひたちゆうりょうどうろ)は、茨城県日立市助川町から白銀町に至る延長1.6 kmの道路である。茨城県道66号日立中央インター線茨城県道路公社一般有料道路として管理している。

自動車専用道路
(有料)
茨城県道66号標識
日立有料道路
茨城県道66号 日立中央インター線
主要地方道 日立中央インター線
総延長1.558 km
実延長1.558 km
開通年1993年10月20日
起点茨城県日立市助川町(日立中央IC)【北緯36度36分09.6秒 東経140度38分20.3秒 / 北緯36.602667度 東経140.638972度 / 36.602667; 140.638972 (県道66号起点)
終点茨城県日立市白銀町
茨城県道36号日立山方線交点)【北緯36度36分45.4秒 東経140度38分31.9秒 / 北緯36.612611度 東経140.642194度 / 36.612611; 140.642194 (県道66号終点)
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
日立中央I.C入口交差点から見た日立有料道路。現地の案内標識では起点として案内されているが、茨城県道路公社公告や茨城県告示によれば正しくは終点とされる[1][2]

概要

日立中央IC設置に合わせ、隣接して日立中央流通団地が整備されたため、流通団地内へ分岐する道路が取り付けられている。料金所手前で分岐するので県道日立山方線と流通団地の間の通行であれば通行料は徴収されないが、日立中央ICを通過する場合は高速道路料金とは別に当道路の通行料が徴収される。

日立中央ICの料金所を抜けると、下り勾配になり日立中央流通団地からの道と合流する。合流レーンが終わると、勾配が多少ゆるやかになり、橋を渡る。このとき左手には常磐自動車道の橋が見える。橋を渡り終えると、高鈴トンネルに入る。トンネル内は若干右にカーブしている。トンネルを抜けると、遮音壁に囲まれたループ橋を半円を描きながら降りると、終点の茨城県道36号日立山方線の交点に到着する。

この道路は日立中央ICとほぼ一体となっていることから、通行料金に軽車両の区別はなく、原動機付自転車を含む125cc以下の二輪車ミニカー小型特殊自動車自転車などの軽車両歩行者は通行することができない。

通行料金の徴収期間は当初は供用開始から30年後の2023年10月までの予定だったが、高架橋の耐震補強工事を理由に徴収期間が10年間延長された。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

  • 1989年平成元年)9月21日県道日立山方線の道路として、日立有料道路の建設工事開始[5]
  • 1993年(平成5年)
    • 5月11日建設省から、県道日立山方線の一部が日立中央インター線として主要地方道に指定される[6]
    • 10月19日:県道日立山方線の道路として、日立有料道路の工事が完了[1]
    • 10月20日
      • 常磐自動車道日立中央ICの設置にあわせ供用開始。
      • 通行料金徴収開始(軽自動車等100円、普通車100円、中型車100円、大型車150円、特大車300円)。徴収期間を30年間とする[7]
  • 1994年(平成6年)4月1日
  • 1995年(平成7年)3月30日:整理番号83から現在の番号(整理番号66)に変更される[9]
  • 2000年(平成12年)4月1日:全区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定される[10]
  • 2005年(平成17年)2月23日:日立中央料金所でETCシステム料金徴収を取り扱い開始[11]
  • 2014年(平成26年)4月1日:通行料金改定(軽自動車等100円、普通車100円、中型車100円、大型車160円、特大車310円)[12]
  • 2019年令和元年)
    • 7月31日:通行する車両の高さの最高限度4.1 mの道路、および国際コンテナ車[注釈 2]の重量・長さ上限を引き上げる道路に指定[13]
    • 10月1日:通行料金改定(軽自動車等100円、普通車100円、中型車100円、大型車170円、特大車320円)[14]
  • 2023年(令和5年)3月27日:料金の障害者割引率を50%以下に変更[15]
  • 2033年(令和15年)10月19日:料金徴収期間終了(予定)[4][16]

インターチェンジなど

脚注

注釈

出典

参考文献

関連項目

外部リンク