池上駅
池上駅(いけがみえき)は、東京都大田区池上六丁目にある、東急電鉄池上線の駅である。駅番号はIK13。
池上駅 | |
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北口(2021年4月) | |
いけがみ Ikegami | |
◄IK12 千鳥町 (1.1 km) (1.0 km) 蓮沼 IK14► | |
所在地 | 東京都大田区池上六丁目3番10号 北緯35度34分19.5秒 東経139度42分10.3秒 / 北緯35.572083度 東経139.702861度 東経139度42分10.3秒 / 北緯35.572083度 東経139.702861度 |
駅番号 | IK13 |
所属事業者 | 東急電鉄 |
所属路線 | ■池上線 |
キロ程 | 9.1 km(五反田起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | [東急 1]32,969人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)10月6日 |
歴史
- 1922年(大正11年)10月6日:池上電気鉄道当駅 - 蒲田駅間開通とともに開業。当時は主に池上本門寺への参拝客のための鉄道として運営していた。
- (時期不明)蒲田方の急曲線緩和と駅前広場拡張を目的に線路が移設され、当駅も若干移転[1]。開業当初は車両基地も併設されていたが[1]、1923年(大正12年)5月に雪ヶ谷駅まで延伸した際、車両基地も調布大塚駅(→雪ヶ谷駅と統合・移転して現在は雪が谷大塚駅)に移転した[2]。
- 2018年(平成30年)3月6日:仮駅舎に移行。
- 2020年(令和2年)7月19日:橋上駅舎の供用開始[3][4]。構内踏切が廃止[3][4]。
- 2021年(令和3年)3月30日:商業施設「etomo池上」が開業[5][6]。
駅名の由来
駅名は仏教日蓮宗の本山である「池上本門寺」に因んで付けられたもの。
「池上」は元の地名は「池亀」であった。かつてはこの一帯は湿地帯で池が多く、この池に亀が多く住んでいたことが由来であるが、その後今の「池上」に改められた。地名の由来は洗足池(千束池)が本門寺のふもとまであり、その周辺の村であったから、または蓮沼(池)の上部に位置する地域から「池上」と名付けられたとする地形説と、鎌倉時代の当地の領主・池上右衛門太夫宗仲の姓から付けられたとする姓氏説がある。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅ビル「etomo(エトモ)池上」を併設した橋上駅舎を有し、改札は2階にある。
出入口は北口・南口・東口の3か所で、エレベーター、エスカレーター、階段が設置されている。このうち北口・東口側のエレベーターは駅ビルと併用している。
2020年7月18日まで使用されていた駅舎は、蒲田方面ホーム側に立地しており、五反田方面ホームへは構内踏切を経由する必要があった。
東急が進める「木になる駅」プロジェクトの対象となり、駅ビルのエトモ池上の開業に合わせ改修が行われ、壁面などに木材を使用するリニューアル化が図られた。駅ビルは5階建てで、スーパー等の商業施設のほか、4階には大田区立池上図書館、5階には池上総合病院付属クリニックが入居している。
現在の駅舎になってから、池上本門寺のお会式で毎年10月12日の夜に行なわれる万灯練供養を実施しているときは出口専用の臨時改札が使用される。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 池上線 | 下り | 蒲田方面[7] |
2 | 上り | 雪が谷大塚・旗の台・五反田方面[8] |
- 南口(2021年4月)
- 旧駅舎(2012年7月)
- 仮駅舎(2019年6月)
- ホーム(2008年8月)
- ホーム(2021年8月)
- 改札口(2021年3月)
- 木調化したホームの壁とベンチ(2021年3月)
- 庇状の天井屋根が付く券売所(2021年3月)
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は32,969人である[東急 1]。五反田、蒲田両ターミナル駅を除き池上線中最多である。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[10] | 1日平均 乗車人員[11] | 出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)18,663 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)18,587 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)18,342 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)18,238 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)18,074 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)17,893 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)17,638 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)17,466 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 16,748 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 16,456 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 16,312 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 16,123 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | [12] 30,739 | 15,978 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [12] 31,170 | 16,117 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 31,763 | 16,068 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 31,664 | 16,057 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 32,904 | 16,266 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 33,307 | 16,828 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 33,947 | 17,129 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 33,580 | 16,942 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 33,764 | 17,014 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 33,276 | 16,773 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 33,862 | 17,052 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 34,257 | 17,227 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 34,252 | 17,241 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 35,324 | 17,781 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 35,850 | 18,014 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 36,671 | 18,436 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 36,929 | 18,518 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 36,564 | 18,350 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[東急 2]27,763 | ||
2021年(令和 | 3年)[東急 3]30,775 | ||
2022年(令和 | 4年)[東急 1]32,969 |
駅周辺
東急は大田区役所や東京都庁と連携して、周辺で空き家リノベーションなど街づくり事業を進めている[13]。
西島三重子の代表曲である「池上線」の2番の歌詞の中にある「角のフルーツショップ」は駅前に実際にあった青果店のことを指している(現在はケンタッキー・フライド・チキン池上店に変わっている)。
バス路線
毎年10月12日夕刻からは池上本門寺お会式のため大規模交通規制が行われ駅周辺も車両通行禁止となる。通常は駅構内に進入する路線バスも規制境界近くのバス停で折り返し運行となる。
停留所名は「池上駅前」。全路線東急バス池上営業所が運行する。
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 森06:本門寺裏・馬込駅方面 上池上循環外回り
- 5番のりば
かつては淡島営業所や駒沢営業所、荏原営業所のほか、他社の路線も京浜急行バス羽田営業所や都営バス品川営業所が乗り入れていた。
隣の駅
脚注
記事本文
出典
利用状況
- 東京都統計年鑑
- 東急電鉄の1日平均利用客数
関連項目
外部リンク
- 池上駅(各駅情報) - 東急電鉄
- 【はっぴーろーかる】蒲田・池上版