淡海悟郎

淡海 悟郎(おうみ ごろう)は、日本作曲家編曲家キーボーディストシンセサイザー奏者、スタジオ・ミュージシャン音楽プロデューサー実業家。本名、松井 拓

経歴と人物

1966年開成高校卒業。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。作曲を石桁真礼生に、ピアノを水谷達夫に師事した。東京芸術大学在学中にミュージカル『白い川』を作曲した。本作の歌唱と演技にたいし森田克子が1971(昭和46)年度第26回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞を受賞した[1][2][3]。卒業後、淡海悟郎とミクロコスモス、ミノタウロス、淡海悟郎&ビッグ・マウスなどのリーダーを経て主に作編曲家として活動した。

日本におけるシンセサイザー・プログレッシブ・ロックミュージックの草分けであるとともにクラシック音楽にも造詣が深く、ポップスから児童音楽、劇伴に至るまで多方面で活動した。中でも栗本薫の同名小説を原作とするイメージアルバム『グイン・サーガ』シリーズはライフワークであると同時に、代表作といえる。CM音楽、プロレスラーの入場テーマ曲なども多数手がけた。

1993年10月、音楽制作、録音スタジオ運営、コンサート、ライブ等の出張録音、CD制作等を手がける株式会社トーンマイスターを設立し、2004年1月まで代表取締役をつとめた[4]

主な作品

オリジナル・企画アルバム

サウンドトラック

テレビドラマ

テレビアニメ

テレビ教育番組

劇場映画

ビデオ映画

プロレス関連

  • 『世界の荒鷲』(坂口征二入場テーマ) - 作曲。演奏・ミノタウロス
  • 『阿修羅PART1、阿修羅PART2』(阿修羅・原入場テーマ) - 作曲。演奏・ミノタウロス
  • 『スタフォロスの戦い』(ミスター・ポーゴ入場テーマ) - 作曲。

その他

関連項目

脚注

外部リンク