藤原為時長女

平安時代中期の女性

藤原為時長女(ふじわらのためとき の ちょうじょ、971年頃 - 996年以前)は、平安時代中期の女性紫式部の同母姉である。

概要

藤原為時の子として生まれた。母は藤原為信女[1]

父の為時は長徳2年(996年)に任官により家族で越前国へ赴くが長女は同行しておらず、これ以前(または同年)に死去していることが分かる[2]死因は恐らく天然痘だと考えられている。[要出典]

紫式部集』には姉を亡くした紫式部と、妹を亡くしたある女性とが親しくなり、お互いに「あね」「いもうと」と呼び合う関係となったが、自身は越前国へ、女性も父に従って筑紫肥前国へ赴き、その女性は現地で亡くなり再び会うことがかなわなかったことが記されている。

脚注

参考文献

  • 角田文衞『紫式部の世界』法蔵館、1984年。 
  • 『紫式部日記全注釈 - 第 2 巻』(角川書店、1993年、p. 312.)
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