金春智子

日本の女性脚本家、小説家 (1956-)

(こんぱる ともこ、本名:同じ、1956年〈昭和31年〉3月13日[1] -)は、日本脚本家小説家奈良県奈良市出身[1]血液型AB型[1]アニメの脚本では豊富なキャリアを有し、漫画家高橋留美子絡みの作品が多い。

金春 智子こんぱる ともこ
生年月日 (1956-03-13) 1956年3月13日(68歳)
出身地日本の旗 日本奈良県奈良市
血液型AB
職業脚本家小説家
主な作品
映画
うる星やつら』シリーズ
それいけ!アンパンマン』シリーズ
テレビアニメ
おにいさまへ…
だぁ!だぁ!だぁ!
明日のナージャ
NANA
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来歴

上智大学外国語学部卒業[1]。大学時代にはSF研究会を設立して上映活動などを行なう。大学4年のときに脚本家の辻真先が主宰する劇画まんが原作教室に通い、アニメコースに通ったのが脚本家デビューのきっかけ[1]。1977年、辻の講座の課題として出されたテレビアニメ一休さん』の脚本が認められて、3か月の推敲を経て「ギヤマンの壷と一尺の板」として放送された、以後、『一休さん』には3か月に1度のペースで執筆を続け、続けて『花の子ルンルン』でレギュラー脚本家の座を掴む。

1983年には、劇場アニメ版の脚本を担当していた『うる星やつら』のノベライズで小説家デビューした。アニメのノベライズの他に、趣味の海外旅行を活かした「お嬢さま作家・春菜の事件簿」シリーズなどがある。

高橋留美子とは、前述の「春菜の事件簿」シリーズの表紙絵を全て高橋が描き下ろしたこと、また逆にアニメ本編では脚本を書いていない『人魚の森』や『犬夜叉』のノベライズを金春が執筆していることでもわかるように関係が良いことで知られるが、これはお互いに熱狂的な阪神ファンであることも大きいようである。『うる星やつら』では、TVアニメ218話中わずか1話しか脚本執筆していないにもかかわらず、ほぼ同じメンバーで作られた劇場版では6本中4本の脚本を担当している。

同じく脚本家の高屋敷英夫と一時夫婦であったが、後に離婚した。祖父は能楽シテ方金春流七十八世宗家で名人と謳われた金春八条。父もシテ方金春流の能楽師・金春欣三である。

参加作品

テレビアニメ

1975年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1988年
1989年
1991年
1992年
1994年
1995年
  • 飛べ!イサミ(1995年 - 1996年、シリーズ構成〈元夫高屋敷英夫との共作〉・脚本)[4]
1996年
1998年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2018年
2021年
2022年
2023年
2024年

劇場アニメ

1979年
1980年
  • がんばれ!!タブチくん!!激闘ペナントレース
  • がんばれ!!タブチくん!!あゝつっぱり人生
  • まことちゃん
1982年
1983年
1985年
1986年
1988年
1989年
1991年
1999年
2000年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2009年
2010年
2012年
2013年
2015年
2018年

OVA

Webアニメ

テレビドラマ

作詞

  • パパパーマのうた(「Dr.スランプ アラレちゃん」挿入歌)
  • I LOVE ペンギン村(「Dr.スランプ アラレちゃん」)
  • ペンギン村はいつもお天気(「Dr.スランプ アラレちゃん」)

著書

脚注

関連項目

外部リンク