2006年アジア競技大会野球日本代表

2006年アジア競技大会野球日本代表(2006ねんあじあきょうぎたいかいやきゅうにほんだいひょう)は、2006年11月末から12月にかけてカタールドーハで行われた第15回アジア競技大会に出場するために編成された野球日本代表チームである。

概要

プロ野球はシーズンオフに入っているため参加が可能ではあったが、12月及び1月は参稼期間(契約期間)に含まれていないため、大会期間が12月に及ぶこの大会ではプロの参加は見送られ、社会人17人、大学生5人の計22人でチームが編成された。第2戦では、全員プロ選手で構成された韓国に、長野久義呉昇桓からサヨナラ3ランを打ち勝利し、この敗戦は全員アマ選手の日本代表に負けたということで、韓国で衝撃的なニュースとして伝えられた。第5戦では、姜建銘郭泓志など海外で活躍するプロ選手も代表入りしていたチャイニーズタイペイ戦で敗れ、4勝1敗の2位に終わり銀メダルを獲得した。

代表メンバー

監督・コーチ

(かっこ内は所属;年齢。いずれも選出当時)

選手

No.は背番号。所属や年齢は選出当時。

位置No.氏名所属年齢
投手11服部泰卓トヨタ自動車24
13宮西尚生関西学院大学20
14石畝卓也日産自動車27
17佐伯尚治西濃運輸23
18高崎健太郎日産自動車20
19磯村秀人東芝28
20小松聖JR九州25
21長谷部康平愛知工業大学21
捕手22田中大輔東洋大学22
24鈴木健司日本通運26
27中野滋樹JR九州26
内野手1福田康一トヨタ自動車24
2鈴木勘弥三菱重工長崎31
5四之宮洋介日産自動車29
6西郷泰之三菱ふそう川崎33
9横山憲一三菱重工神戸25
10小山豪日産自動車32
25植山幸亮三菱ふそう川崎25
外野手3長野久義日本大学22
7池邉啓二新日本石油ENEOS23
8野本圭駒澤大学22
29吉浦貴志日産自動車27

競技結果

(会場はすべてアル・ラヤン球場)

継投によるノーヒットノーランを達成。