55 ウォーター・ストリート

西経74度00分33秒 / 北緯40.7032度 西経74.0091度 / 40.7032; -74.0091

55 ウォーター・ストリート英語: 55 Water Street)は、ニューヨーク市ロウアー・マンハッタンフィナンシャル・ディストリクトの、イースト川に面する高さ687 ft (209m)の超高層ビルである。1972年に建てられ、53階建て。ニューヨーク市で40番目に高い277 パーク・アベニューと同じエメリー・ロス・アンド・サンズによって設計された。完成時には、世界で最も大きいオフィス・ビルディングであり、ニューヨークで最も床面積の大きい建物でもある。ロウアー・マンハッタン職場開発の配置では、建物はフロント・ストリートの西部にあり、4つの隣接したブロックからのスーパーブロックに建造された。

55 ウォーター・ストリート
地図
概要
現状完成
用途職場
所在地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区ウォーター通り55号
着工1969
完成1972
所有者アラバマ引退システム
高さ
屋上687 ft (209 m)
技術的詳細
階数53
床面積350万平方フィート (325,000 ㎡)
設計・建設
建築家エメリー・ロス・アンド・サンズ
リー・S・ジャブリン
開発業者ウリス兄弟
構造技術者オフィス・オブ・ジェームズ・ルーダーマン
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タワーの北側には、川に面し、テラス付き15階建てで、斜めのファサードのあるウィングがある。ウィングの前には「エレベイティド・エーカー」として知られる高いプラザがあり、エレベーターで上がることができる。4,800平方メートル (52,000 sq ft)のプラザは、M・ポール・フリードバーグなどにより設計され、タワーの南には彼のジャネット・パークと同じ赤レンガ・タイルがある。建物とそのプラザ、ジャネット・パークは、ハーマン・ジャブリン建築家であるリー・S・ジャブリンによって修繕、デザイン変更された[1]。建物は、もともと、道路の上を走る通路に接続するため、イースト川に沿った高い位置の公共スペースとして設計された。

2012年10月29日、ハリケーン・サンディで建物が32+100万ガロンの水が地下3階を氾濫させ、ロビーの高さまで上昇し、ロウアー・マンハッタンのウォーターフロントに沿って被害を受けた1つでもあった。2012年11月23日には、修理によって火事となり、27人が負傷した[2]

55 ウォーター・ストリートは、ウリス兄弟によって建造された最後の主要建築である[3]

テナント

建物は、エンブレムヘルスの本社である[4]。ニューヨークのHIPヘルス・プランは、2004年10月に2000人の従業員を抱えて移転し、エンブレムヘルスの一部となった。これは、アメリカ同時多発テロに次ぎ、ダウンタウン・マンハッタンで最大規模の企業再配置であった[5]。企業格付業のスタンダード&プアーズも建物に本社を置く[6]。1973年から1983年にかけて、ホイットニー美術館は建物内で別館を維持していた。スペースは、トークン料金で借りられ、運営費用のいくらかはウォール街の会社によって支払われていた。

関連項目

出典

外部リンク