AbiWord

ワープロソフト

AbiWord(アビーワード)は、フリーでオープンソースワードプロセッサGNOME Officeに含まれる。ライセンスはGPL[3]。"AbiWord"の"Abi"は、スペイン語の"abierto"に由来し、“オープン”を意味する[4]

AbiWord
AbiWord icon
AbiWord 2.4.2
開発元The AbiWord Team
初版1998年12月1日 (1998-12-01)
最新版3.0.5[1] ウィキデータを編集 - 2021年7月3日 (2年前) [±]
最新評価版3.0.1[2] - 2014年12月23日 (9年前) (2014-12-23) [±]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C++
対応OSクロスプラットフォーム
対応言語多言語
サポート状況開発中
種別ワープロソフト
ライセンスGNU General Public License[3]
公式サイトabisource.com ウィキデータを編集
テンプレートを表示

対応OSは、LinuxWindowsMac OS X (PowerPC)、ReactOSBeOSAmigaOS 4.0 (Cygnix X11エンジン経由)である。

特徴

AbiWordは、文書フォーマット、表、脚注の表示やインデックスの自動作成等の基本的な機能を備える。ユーザインタフェースMicrosoft Wordに倣っている。ソフトウェアはクロスプラットフォームに対応している。機能の拡張はプラグインによって可能であり、また、他のオフィススイートと簡単にデータを交換することができる。多言語で利用でき、30の言語の辞書が用意されている。MathMLをサポートしており、数式の挿入が可能。また、Wikipediaのプラグインが含まれており、記事を受信することができる。

インポート・エクスポート可能なファイル形式は、Rich Text Format (.rtf)、Microsoft Word (.doc)、 OpenDocument Text (.odt)、Office Open XML (.docx)、HTMLLaTeXである。このアプリケーション固有のフォーマットはXML形式である。

Windows用にポータブルアプリケーションが用意されており、このバージョンでは、アプリケーションをインストールすることなく、ハードディスクまたはUSBメモリから起動できるように設計されている。バージョン2.4.2からはNokia 770 Internet Tabletをサポートする。

歴史

AbiWordは本来、SourceGear Corporationフリーソフトウェアとして公開する予定であったオフィススイート “AbiSuite” の1つのコンポーネントとなる予定であったが、SourceGearは次第に経営を利益追求モデルへと移行したため、現在AbiWordプロジェクトはボランティアにより運営されている。

マサチューセッツ工科大学で行われているOne laptop per childプロジェクトにおいて、AbiWordが標準のワードプロセッサとして100ドルパソコン ($100 Laptop) にインストールされる予定である[5]

脚注

関連項目

外部リンク

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