BGパトゥム・ユナイテッドFC

タイのサッカークラブ

BGパトゥム・ユナイテッドFCสโมสรฟุตบอลบีจี ปทุม ยูไนเต็ด, : BG Pathum United F.C.)は、タイ王国中部、パトゥムターニー県タンヤブリー郡英語版にホームを置くプロサッカークラブ。2018シーズンまでの名称はバンコク・グラスFC: สโมสรฟุตบอลบางกอกกล๊าส, : Bangkok Glass F.C.)。

BGパトゥム・ユナイテッドFC
原語表記BG Pathum United Football Club
สโมสรฟุตบอลบีจี ปทุม ยูไนเต็ด
愛称The Rabbits, BGPU
クラブカラー
創設年2006年
所属リーグタイ・リーグ1
ホームタウンパトゥムターニー県
ホームスタジアムBGスタジアム
収容人数13,000
監督日本の旗 手倉森誠
公式サイト公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
2009スーパーカップ優勝

バンコク・グラス・グループ傘下のBG FC Sport Co.,Ltdがクラブを運営している。

歴史

バンコク・グラスFCは2006年に創設され、タイのサッカーリーグにおいて4部に相当するコー・ロイヤル・カップ(Khǒr Royal Cup)に所属していた。2009年1月にクルン・タイ・バンクFCを買収したことにより、タイ・プレミアリーグに参加できるようになった。2009年のクイーンズカップにはラジ・ヴィティBGFC(Raj-Vithi-BGFC)の名称で参加した。

2009年はタイ・プレミアリーグで3位となり、その後、リーグ戦の上位4クラブが出場できるタイ・スーパーカップの第1回大会に優勝した。招待チームとして参加したシンガポールカップでは準優勝した。

2014年、タイFAカップで初優勝を果たす。2018年には移籍金3000万バーツ(約1億400万円)でMFティティパン・プアンチャンを、5月にはMFタナブーン・ケサラットタイ代表選手を相次いで補強。マリオ・ジュロヴスキーらも補強しリーグカップでは準優勝の成績を残したものの、リーグ戦は14位となりタイ・リーグ2降格となった[1]。長年チームを支えた元オーストラリア代表マット・スミス英語版らが退団。

2019年シーズンより、クラブ名をBGパトゥム・ユナイテッドFCに変更[2]2019年シーズンは圧倒的な強さでT2を優勝し、T1昇格を決めた。ベテランFWスラチャート・サーリーピム英語版がタイ代表に選出されるなど、充実の一年を送る。

2020-2021シーズン、クラブ史上初めて1部リーグ優勝を達成。ACLでは初めてベスト16に進出。

2022年、ACLで初めてベスト8に進出し、クラブ史上最高記録を2年連続で更新。

2021-2022シーズン、リーグ戦を勝ち点60の2位で終えた。

セレッソ大阪との提携

2012年3月29日、Jリーグセレッソ大阪とパートナーシップを締結[3]。また、2015年9月14日にはC大阪のメインスポンサーでもあるヤンマーともパートナーシップ契約を締結した[4]。両クラブの交流は2014年にC大阪から茂庭照幸が移籍してプレーした(翌年C大阪に復帰)ほか、これまでにチャウワット・ヴィラチャードポンラヴィチュ・チャンタワォングタワン・コタラスポーがC大阪に期限付き移籍している。

2023年には、2021年までセレッソの主力選手だった丸橋祐介が期限付きで加入。

タイトル

国内タイトル

過去の成績

リーグ、カップ戦優勝リーグ、カップ戦準優勝リーグ3位、カップ戦ベスト4
年度所属順位FAカップリーグカップコー・ロイヤルカップ他公式戦
2009プレミア3位305616864531ベスト8--シンガポール杯
準優勝
20105位3045129948383回戦ベスト8シンガポール杯
優勝
20115位30531581155414回戦2回戦-
20128位3445101595339ベスト4ベスト4
20135位3250148104031準優勝1回戦
201410位3849147177065優勝ベスト8
20156位34561511847384回戦3回戦準優勝ACL プレーオフ
20163位31571831062412回戦2回戦--
2017T15位34561681063443回戦1回戦
201814位34421191455462回戦準優勝
2019T2優勝3478244676272回戦ベスト8
2020-21T1優勝3077245154132回戦-
2021-22T12位301794522760ベスト8ベスト8優勝ラウンド16

アジアでの成績

年度大会ラウンド対戦クラブホームアウェー合計
2009シンガポール・カップラウンド16 ウッドランド・ウェリントン1-0
準々決勝 プノンペン・クラウン3-32-15-4
準決勝 TTMサムットサーコーン3-46-09-4
決勝 ゲイラン・ユナイテッド0-1
2010シンガポール・カップラウンド16 シンガポール・アームド・フォーシズ5-3
準々決勝 サウス・メルボルン3-33-16-4
準決勝 エトワール1-12-03-1
決勝 タンピネス・ローバース1-0
2015AFCチャンピオンズリーグ予選2回戦 ジョホール・ダルル・タクジム3-0
プレーオフラウンド 北京国安0-3
2021AFCチャンピオンズリーググループF カヤ・イロイロ4-11-02位
蔚山現代0-20-2
ベトテル2-03-1
ラウンド16 全北現代モータース1-1 (延長)1-1 (PK戦 2-4)
2022AFCチャンピオンズリーググループG メルボルン・シティ1-10-01位
全南ドラゴンズ0-02-0
ユナイテッド・シティ5-03-1
ラウンド16 傑志4-04-0
準々決勝 浦和レッズ0-40-4

現所属メンバー

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No.Pos. 選手名
1GK チャチャイ・ブップロム英語版
3DF Shinnaphat Leeaoh
4MF チャウワット・ヴィラチャード
5DF ヴィクトル・カルドゾ英語版
6MF サーラット・ユーイェン
8MF ティティパン・プアンチャン
9FW スラチャート・サーリーピム英語版
10FW ティーラシン・デーンダー
11DF サハラット・ポンスワン英語版
14FW 丸橋祐介
17DF イルファン・ファンディ
20MF トッティ英語版
21GK Rattanachat Neamtaisong
22DF Santipharp Channgom
No.Pos. 選手名
23MF ピーラポン・ピチッチョーティラット英語版
25GK Fahas Bilanglod
34MF Somyos Pongsuwan
35FW シロー・チャットーン英語版
36DF スワナパット・キンケーオ英語版
40MF Jakkapong Pholmat
43DF Chaiyapruek Chirachin
71DF アルバロ・シルバ英語版
71FW ノーシャールル・イドラン・タラハ
99FW イクサン・ファンディ

※星印は外国人選手を示す。

監督
  • 手倉森誠

ローン移籍

out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No.Pos. 選手名
--DF ピヤチャノック・ダリット英語版
--MF ポンラヴィチュ・チャンタワォング
FW タワン・コタラスポー (セレッソ大阪)
GK ナリット・タウィークル英語版 (コーンケンFC)
MF Ronnayod Mingmitwan (コーンケンFC)
GK コラパット・ナーリーチャン英語版 (チエンマイFC)
DF アピシット・ソラダ英語版 (チエンマイFC)
DF チャルムサック・アッキー英語版 (チエンマイFC)
DF Tanin Kiatlerttham (チエンマイFC)
No.Pos. 選手名
MF アッタウィット・スーチューアイ英語版 (チエンマイFC)
MF ナッタチャイ・スリスワン英語版 (チエンマイFC)
MF シワコーン・サンウォン英語版 (チエンマイFC)
MF Tassanapong Muaddarak (チエンマイFC)
FW Nattawut Namthip (チエンマイFC)
FW Samroeng Hanchiaw (チエンマイFC)

歴代監督

歴代所属選手

脚注

外部リンク


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