Find a Grave
Find a Graveとは墓地に関するオンラインデータベースの商業ウェブサイトである。1995年に開設された。
URL | FindaGrave.com |
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言語 | 英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、スウェーデン語、日本語(ベータ版) |
タイプ | オンライン情報源 |
運営者 | ジム・ティプトン(Jim Tipton) |
営利性 | 商用 |
登録 | 任意 |
開始 | 1995年 |
現在の状態 | 運営中 |
歴史
ソルトレイクシティ在住で著名人の墓石を訪れることを趣味としているジム・ティプトン(Jim Tipton)[1]が1995年に開設した。その後、サイト内掲示板を設けた[2]。2019年1月18日現在、サイトに記録されている墓は1億7,000万件に及んでいる[3]。
コンテンツ・機能
このウェブサイトでは世界中の墓地をリストアップしている。アメリカ合衆国の州営、群営墓地など多くの墓に関する記録にはGoogle マップや墓地の写真が掲載されている。また、個々の墓のページには出生、死去それぞれの日付と場所や経歴、墓地自体や建立した人の情報や墓標を含めた墓そのものや人物の写真が掲載されている[4]。埋葬に関する情報は個人[5]やFamily history societyによって提供されており、墓石の写真付きの情報は信頼できると考察される[6]。Find A Graveに投稿している主な団体にアメリカ合衆国退役軍人省[7]、イギリス連邦戦争墓地委員会、アメリカ合衆国戦闘記念碑委員会[8]、国際戦争墓地写真プロジェクト[9]がある。
墓地に関する情報の投稿を行うにはウェブサイトで登録しなければならない。また情報の投稿には管理者になる必要があるが管理権限は譲渡が可能である。現管理者のみが情報を編集することが可能だが、登録者や非登録者が修正依頼をすることが出来る。登録者や非登録者は墓の情報ページにコメントと共に画像や絵、旗、宗教のシンボルなども投稿できるようになっている。情報管理者は系図目的で配偶者や親の墓の情報にリンクすることも出来る。登録者は他の登録者が投稿できる墓の写真をリクエストすることも可能[10]。
関連項目
- 墓めぐり
- Interment.net - 墓標のオンラインデータベース
- Random Acts of Genealogical Kindness - リクエストに応じて墓地の撮影を行うボランティア
- カナディアン・ヘッドストーンズ
脚注
出典
- Colker, David (1997年8月26日). “Web site answers grave concerns about stars”. Los Angeles Times 2011年9月28日閲覧。( 要購読契約)
- Johnstone, Nick (2004年7月14日). “Why I love ... findagrave.com”. The Guardian 2011年9月28日閲覧。
- Cobbs, Chris (2001年7月12日). “Web site attracts millions of grave-seekers”. The Orlando Sentinel (Knight-Ridder/Tribune News Service) 2011年9月28日閲覧。
- Gammage, Jeff (2005年8月1日). “Find VIPs (and others) who R.I.P. through online cemetery”. The Philadelphia Inquirer (Knight-Ridder/Tribune News Service) 2011年9月28日閲覧。
- Dehler, Tamie (2007年10月13日). “Genealogy: ‘Find a Grave’ tremendous on many different levels”. Tribune Star (Terre Haute, Indiana: TribStar.com) 2011年9月28日閲覧。
- King, Peter (2009年10月2日). “Tip: Find a Grave has info you're dying to know”. Newday (Melville, New York: newsday.com) 2011年9月28日閲覧。(要登録)
- Silverman, Lauren (2010年3月14日). “Tracking Down Relatives, Visiting Graves Virtually”. NPR 2011年9月28日閲覧。