KJ・ヌーンズ

KJ・ヌーンズKJ Noons1982年12月7日 - )は、アメリカ合衆国ハワイ州カイルア・コナ出身の男性ムエタイ選手プロボクサー総合格闘家。ジ・アリーナ所属。元EliteXC世界ライト級王者。KJ・ヌーンとも表記される。

KJ・ヌーンズ
基本情報
本名カール・ジェームス・ヌーンズ
(Karl James Noons)
通称キング (King)
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1982-12-07) 1982年12月7日(41歳)[1]
出身地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ハワイ州カイルア・コナ
所属シティ・ボクシング
→フリーランス
→ジ・アリーナ
身長181cm
体重71kg
リーチ183cm
階級ライト級ウェルター級
バックボーンボクシングムエタイ[1]
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来歴

2002年、Renegades Extreme Fightingのライト級トーナメントで総合格闘技デビュー。

2004年6月18日、プロボクシングデビュー。

2004年11月、アメリカで開催されたPRIDEオーディションに合格し、マット・ヒュームのAMCパンクレイションで練習を始める。PRIDE武士道に出場するためハワイのSuperBrawlでキャリアを積むが、結局条件面で折り合いがつかず、武士道に出場することは無かった[2]

2005年から2007年にかけて、プロボクシングで5勝1敗(4KO)の成績を残した。EliteXCとはボクシングとの二足の草鞋が可能な契約を結んでいた[2]

2007年2月10日、初参戦となったEliteXCチャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネットと対戦し、KO負け。

2007年11月10日、初代EliteXC世界ライト級(-73kg)王座決定戦でニック・ディアスと対戦。下馬評ではディアス有利と言われた[3]が、パンチでディアスの左瞼をカットし1R終了時にドクターストップでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2008年6月14日、地元ハワイで開催されたEliteXC世界ライト級タイトルマッチでイーブス・エドワーズと対戦し、開始48秒、右ストレートからのパウンドでKO勝ちを収め初防衛に成功した。試合のマイクアピールでは乱入したディアスの挑発によって乱闘騒ぎとなった[4]

2008年9月19日、ニック・ディアスとのタイトルマッチを拒否したため、EliteXCから王座を剥奪された[5]

2010年3月22日、DREAM初参戦となったDREAM.13アンドレ・ジダと対戦し、3-0の判定勝ち。

Strikeforce

2010年6月16日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Los Angelesでコナー・ヒューンと対戦し、2-1の判定勝ち[6]

2010年8月21日、Strikeforce: Houstonジョルジ・グージェウと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めた[7]

2010年10月9日、Strikeforce: Diaz vs. Noons 2において世界ウェルター級タイトルマッチでニック・ディアスと再戦し、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[8]

UFC

2013年5月25日、UFC初参戦となったUFC 160でライト級ランキング6位のドナルド・セラーニと対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2014年4月16日、UFC Fight Night: Bisping vs. Kennedyサム・スタウトと対戦し、パウンドでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年、2連敗でUFCからリリースされた。

戦績

総合格闘技

総合格闘技 戦績
23 試合(T)KO一本判定その他引き分け無効試合
13904001
91260
勝敗対戦相手試合結果大会名開催年月日
×ジョシュ・バークマン5分3R終了 判定0-3UFC Fight Night: Hendricks vs. Thompson2016年2月6日
×アレックス・オリベイラ1R 2:51 リアネイキドチョークUFC Fight Night: Condit vs. Alves2015年5月30日
ダロン・クルックシャンク2R 0:25 ノーコンテスト(アイポーク)The Ultimate Fighter 20 Finale2014年12月12日
サム・スタウト1R 0:30 KO(右ストレート→パウンド)UFC Fight Night: Bisping vs. Kennedy2014年4月16日
ジョージ・ソテロポロス5分3R終了 判定3-0UFC 166: Velasquez vs. dos Santos 32013年10月19日
×ドナルド・セラーニ5分3R終了 判定0-3UFC 160: Velasquez vs. Bigfoot 22013年5月25日
×ライアン・クートゥア5分3R終了 判定1-2Strikeforce: Marquardt vs. Saffiedine2013年1月12日
×ジョシュ・トムソン5分3R終了 判定0-3Strikeforce: Tate vs. Rousey2012年3月3日
ビリー・エヴァンゲリスタ5分3R終了 判定3-0Strikeforce: Melendez vs. Masvidal2011年12月17日
×ホルヘ・マスヴィダル5分3R終了 判定0-3Strikeforce: Overeem vs. Werdum2011年6月18日
×ニック・ディアス5分5R終了 判定0-3Strikeforce: Diaz vs. Noons 2
【Strikeforce世界ウェルター級タイトルマッチ】
2010年10月9日
ジョルジ・グージェウ2R 0:19 TKO(パウンド)Strikeforce: Houston2010年8月21日
コナー・ヒューン5分3R終了 判定2-1Strikeforce: Los Angeles2010年6月16日
アンドレ・ジダ2R(10分/5分)終了 判定3-0DREAM.132010年3月22日
イーブス・エドワーズ1R 0:48 TKO(パウンド)EliteXC: Return of the King
【EliteXC世界ライト級タイトルマッチ】
2008年6月14日
ニック・ディアス1R終了時 TKO(ドクターストップ)EliteXC: Renegade
【EliteXC世界ライト級王座決定戦】
2007年11月10日
エドソン・ベルト3R 0:45 KO(膝蹴り)ShoXC: Elite Challenger Series2007年7月27日
×チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネット1R 3:43 KO(右フック)EliteXC: Destiny2007年2月10日
ハリス・サリエント3R 4:37 TKO(パンチ連打)Icon Sport: Opposites Attract2005年10月28日
ブライソン・カマカ1R 1:20 KO(ハイキック)SuperBrawl: Icon2005年7月23日
マリク・ウィリアムス1R 2:33 TKO(パンチ連打)SuperBrawl 39: Destiny2005年4月9日
×バディ・クリントン1R 0:25 ヒールホールドRenegades Extreme Fighting
【ライト級トーナメント 決勝】
2002年10月12日
ラウル・ゲラ2R TKO(タオル投入)Renegades Extreme Fighting
【ライト級トーナメント 1回戦】
2002年10月12日

プロボクシング

  • 13戦11勝2敗

キックボクシング

  • 4戦3勝1敗

獲得タイトル

表彰

  • ケンポーカラテ 黒帯
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • Strikeforce ファイト・オブ・ザ・イヤー(2010年)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
王座新設
初代EliteXC世界ライト級王者

2007年11月10日 - 2008年9月19日

空位
次タイトル獲得者
王座廃止