NS-23 (機関砲)

NS-23ロシア語: НС-23)は、第二次世界大戦中にソビエト連邦で開発された口径23 mmの航空機関砲である。名称は、主要な開発者であるA・E・ヌデリマーンロシア語版とA・S・スラノフの頭文字に砲口径を組み合わせたもの。

Nudelman-Suranov NS-23
軍用ヘリコプターMi-2 URP-Gに搭載されたNS-23機関砲
種類機関砲
原開発国ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
運用史
配備先ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ポーランドの旗 ポーランド[1]
関連戦争・紛争冷戦
開発史
製造期間1944-1953
製造数28479 門
諸元
重量37 kg
全長198.5 cm
銃身145 cm

砲弾重量175 g
口径23 mm
作動方式ショートリコイル
発射速度550 rpm
初速690 m/s
装填方式ベルト給弾方式
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概要

第二次世界大戦中に、VYa-23機関砲を更新するために開発された。他にG・ジールヌィフ、V・ネメノフ、S・ルーニン、M・ブンジンも参加していた。

1944年に軍に導入された。NS-23の弾薬は14.5 mm×114 対戦車弾を23 mmに拡大したものだった。

NS-23S(Sはプロペラ同調装置付きを意味する)は、回転するプロペラを通って発射される固定機関砲として使用された。

NS-23は、An-2Il-10、Il-22、La-9La-15MiG-9Yak-7Yak-9UYak-15Yak-17Yak-23、などに装備された。MiG-15の初期型のいくらかもNS-23を装備していた。

NS-23は1949年頃にNR-23に更新された。

脚注