PSAインターナショナル

PSAインターナショナル(PSA International Pte Ltd)はシンガポールに本部を置く世界最大の港湾運営会社の一つ[1]

PSA International Pte Ltd
種類
非公開
業種交通
設立1964/4/1
(シンガポール港湾庁として)
本社Alexandra Road, Singapore
主要人物
Fock Siew Wah (Group Chairman)
Tan Chong Meng (Group CEO)
サービス港湾サービス、運輸サービス
親会社テマセク・ホールディングス
子会社PSA Marine Pte Ltd
ウェブサイトhttp://www.internationalpsa.com

同社のスローガンは、"The World's Port of Call"。

歴史

1863年に当時、中国人実業家であったタン・キム・チン(Tan Kim Ching)がタンジョン・パガー・ドックカンパニー(MPA、シンガポール港湾庁の前身)を設立し、2隻の蒸気船(サイアムとシンガポール)とともにTanjong Pagar Dock Co.として営業を開始した[2][3][4][5][6][7]

その後、シンガポールの法定機関として1964年にシンガポール港湾庁(Port of Singapore Authority:PSA)が設立した。シンガポール港湾庁はシンガポール港の整備、維持、管理、船舶の運行管理などを行なってきた。

1997年に港湾業務の効率化、国際競争力の強化のために政府全額出資のPSAコーポレーションとして民営化し、海事、港湾業務の監督などの機能は海事港湾庁(Maritime and Port Authority)に移管した[8]

2003年12月に組織再編性を行い、政府出資の投資会社テマセク・ホールディングスが全額出資するPSAインターナショナルが持ち株会社として設立し、PSAコーポレーションはその子会社となった[9]

グローバル化

2011年にはアジアヨーロッパアメリカの17カ国、29の港を運営している。

PSAインターナショナルの運営するシンガポール港は、コンテナ貨物取扱量では上海に次ぐ世界第2位である[10]

脚注