アマ属

アマ科の属のひとつ

アマ属 (学名 : Linum) は、アマ科被子植物であり、約 200 の種[2][3] 存在している。温帯、亜熱帯地域が原産である。アマ属の主要な種としてアマ(L. usitatissimum)があり、茎の繊維からリネンが、種子からはアマニ油が生産される。

アマ属
Linum pubescens
分類APG III
:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:バラ類 rosids
階級なし:真正バラ類I eurosids I
:キントラノオ目 Malpighiales
:アマ科 Linaceae
:アマ属 Linum
学名
Linum L.1753[1]
タイプ種
Linum usitatissimum L.
シノニム

Adenolinum Rchb.1837
Cathartolinum Rchb.1837
Mesynium Raf.1837
Nezera Raf.1838

和名
アマ属

200種以上、本文参照

Linum narbonense

ほとんどの種の花は青や黄色、まれに赤、白、またはピンクであり、数種は長短花柱である。一つのさやあたり平均6 -10個の種子がある。

アマ属の植物は、blue flax(L. narbonense)を除き、数種類のチョウ目の幼虫のエサとなっている。

栽培

アマ属の植物の数種は、観賞植物として庭に栽培されている。青色の花を咲かせるblue flax(L. narbonense)、Lewis' blue flax(L. lewisii)、perennial blue flax(L. perenne)、赤色の花を咲かせるscarlet flax(L. grandiflorum)、黄色の花を咲かせるgolden flax(L. flavum)がある。

主な種

脚注

外部リンク