アラン・パスクァ

アラン・パスクァ[1]Alan Pasqua1952年6月28日 - )は、アメリカ合衆国ジャズ・ピアニスト、教育者、作曲家である。彼はインディアナ大学ニューイングランド音楽院で学んだ。ドラマーのピーター・アースキンが参加したパスクァのアルバム『Standards』は、2008年のグラミー賞にノミネートされた。セッション・ミュージシャンとして、ボブ・ディランサンタナシェールマイケル・ブーブレエディ・マネーアラン・ホールズワースジョー・ウォルシュパット・ベネターリック・スプリングフィールドジョン・フォガティとともにツアーやレコーディングを行っている。彼はオリジナルの『CBSイブニングニュース』のテーマを共同で作曲した。また、ポップスやロック・ミュージックで幅広いキャリアを積んでおり、特に1980年代のハードロック・バンドであるジャイアントの創設メンバーにして、キーボード奏者、ソングライターとして活躍している。

アラン・パスクァ
Alan Pasqua
出生名Alan James Pasqua
生誕 (1952-06-28) 1952年6月28日(71歳)
出身地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニュージャージー州ローゼル・パーク
ジャンルジャズ
ロック
フュージョン
職業ミュージシャン
作曲家
担当楽器キーボード、ピアノ
活動期間1970年代 -
レーベルPostcards、Cryptogramophone、ムーンジューン・レコード、BFM Jazz、Fuzzy
共同作業者ジャイアント
ニュー・トニー・ウィリアムス・ライフタイム
公式サイトwww.alanpasqua.com

略歴

パスクァはニュージャージー州ローゼル・パークで育った[2]

パスクァはニュー・トニー・ウィリアムズ・ライフタイムに加入し、アルバム『ニュー・トニー・ウィリアムズ・ライフタイム』と『ミリオン・ダラー・レッグス』に参加した。それから、エディ・マネーのバンドと共演し、その後はボブ・ディランのバンドに参加することになった。パスクァはディランの2枚のアルバム(『武道館』と『ストリート・リーガル』)をレコーディングしている。1980年代には、ジョン・フォガティとアルバム『アイ・オブ・ザ・ゾンビー』、スターシップとアルバム『ノー・プロテクション』、アラン・ホールズワースとアルバム『サンド』で演奏し、カルロス・サンタナによるアルバム『マラソン』『ジーバップ!』『ハバナ・ムーン』にキーボード奏者として参加した。

彼は1980年代後半のロック・バンドであるジャイアントの結成メンバーであり、バンドの最大のヒット曲である「I'll See You in My Dreams」を共同で作曲した。

2017年、パスクァはディランのノーベル文学賞の録音されたスピーチに、クレジット無しで「バックグラウンド-y」としてピアノ伴奏を提供した[3]

ディスコグラフィ

ソロ・アルバム

  • 『ミラグロ』 - Milagro (1994年、Postcards)
  • Dedications (1995年、Postcards)
  • Lee Ritenour – Alive in L.A. (1997年、GRP)
  • Live at Rocco (2000年、Fuzzy Music)
  • The Music of Eric Von Essen, Vol. 1 (2000年、Cryptogramophone)
  • The Music of Eric von Essen, Vol. 2 (2001年、Cryptogramophone)
  • Badlands (2001年、Fuzzy Music)
  • 『ボディ・アンド・ソウル』 - Body & Soul (2004年、Video Arts)
  • My New Old Friend (2005年、Cryptogramophone)
  • Solo (2007年、Alan Pasqua)
  • Standards (2007年、Fuzzy Music) ※『今宵の君は』 - The Way You Look Tonightとして再発あり
  • The Anti-Social Club (2007年、Cryptogramophone)
  • 『ビル・エヴァンスへのオマージュ』 - Twin Bill: Two Piano Music of Bill Evans (2011年、BFM Jazz)
  • The Interlochen Concert (2016年、Fuzzy Music)[4]
  • Northern Lights (2018年、Gretabelle)
  • Soliloquy (2019年、Gretabelle)

連名アルバム

脚注

外部リンク