オカ川

ロシアの川

オカ川(オカがわ、ロシア語: Ока́アカー)は、ロシア西部を流れる河川で、ヴォルガ川最大の支流である。ロシア連邦のオリョール州トゥーラ州カルーガ州モスクワ州リャザン州ヴラジーミル州ニジニ・ノヴゴロド州を流れ、ニジニ・ノヴゴロドでヴォルガ川に合流する。長さは1,500km余り。

オカ川
オカ川 2007年12月9日撮影
ニジニ・ノヴゴロド市街
水系ヴォルガ川
延長1,500 km
平均流量1,300 m³/s
流域面積245,000 km²
水源の標高-- m
河口・合流先ヴォルガ川
流域ロシアの旗 ロシア
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オカ川流域
ニジニ・ノヴゴロドヴォルガ川合流点

河川名

川の名は、スラヴ人が東方へ勢力を拡大する以前の11世紀頃までオカ川流域に住んでいたフィン・ウゴル語派の民族、メシュチョラ人(Meshchera)がつけた名に由来する。オカとは彼らの言葉で「川」を意味した。(同じくフィン・ウゴル語派のフィンランド語では、川は「joki」という。)

流域

かつて、オカ川のタルーサより上流には上オカ公国群ベリョーフノヴォシーリ及びオドーエフ、ヴォロティンスク、マサルスクズヴェニゴロドカラチェフコゼルスクペレムィシリタルーサ及びメシチョフスク、ボリャチノ、オボレンスク)が乱立しリトアニア大公国の支配下にあった。ロシア有数の街、ニジニ・ノヴゴロドはオカ川とヴォルガ川の合流点を守る為に建設された。またロシアの首都モスクワは、オカ川の支流、モスクワ川に面している。

オカ川の中流部のメショーラ低地英語版にはユネスコ生物圏保護区オカ生物圏保護区英語版」がある。一帯は3つの生物地理学的地域の境界線にあり、大部分は広葉樹林だが、南方タイガと森林ステップ地域もある[1]ラムサール条約登録地でもあるオカ川と支流のプラ川英語版氾濫原には河川、三日月湖フェンや森林に覆われた泥炭地があり、マガンが生息しているほか、ヨーロッパバイソンソデグロヅルの繁殖センターも設けられている[1][2]

支流

流域の都市

脚注

関連項目

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