ケプラー1708

ケプラー1708: Kepler-1708)とは、地球から約5500光年離れた位置に存在する恒星である。1つの太陽系外惑星を持つことが知られており、さらにその惑星は太陽系外衛星を持つ可能性がある[2][3]。ケプラー1708は太陽半径の約1.117倍、太陽質量の約1.088倍を持つ恒星である。年齢は約31.6億年とされている[1]

ケプラー1708
Kepler-1708
見かけの等級 (mv)16[1]
位置
赤経 (RA, α) 19h 47m 18s[1]
赤緯 (Dec, δ)+43° 37′ 29″[1]
距離1667+102
−91
pc[1]
軌道要素と性質
惑星の数1
物理的性質
半径1.117±0.064 R[1]
質量1.088±0.072 M[1]
有効温度 (Teff)6157+231
−202
K[1]
年齢31.6±22.6 億年[1]
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大きさの比較
太陽ケプラー1708
太陽Exoplanet

惑星系

ケプラー1708には、2022年1月12日トランジット法によって木星型惑星であるケプラー1708bが発見された。公転周期は約737日で、ケプラー1708から約1.64天文単位離れた位置を公転している。さらに、ケプラー1708bの周囲を公転する衛星ケプラー1708b Iが存在する可能性が示され、この衛星の誤検出率は約1%であるが、この時点では候補段階である。ケプラー1708b Iはケプラー1708bの周囲を約4.6日の公転周期で公転しているミニ・ネプチューンの衛星である[2]

ケプラー1708の惑星[2]
名称
(恒星に近い順)
質量軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率軌道傾斜角半径
b<4.6 MJ1.64±0.10737.1131+0.00146
−0.0077
<0.409.96+0.60
−0.59
 R

脚注 

関連項目