コンテンツにスキップ

ジョー・チッカレリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジョー・チッカレリ (Joe Chiccarelli) は、アメリカの音楽プロデューサー、ミキシング・エンジニア。1970年代から活動しており、スタン・リッジウェイ、オインゴ・ボインゴサンドラ・バーンハードマイ・モーニング・ジャケットカウンティング・クロウズザ・シンズ、オーギー・マーチ、マンチェスター・オーケストラ、マイナス・ザ・ベアー、カート・エリングなどのプロデュースを手がけてきた。また、フランク・ザッパのアルバム『シーク・ヤブーティ』(1979年)、『ジョーのガレージ第1, 2, 3集』(1979年)、『ティンゼル・タウン・リベリオン』(1981年)、『黙ってギターを弾いてくれ』(1981年)でエンジニアを務めている[1]。日本人では松任谷由実のエンジニアを手掛けている。

経歴

ジョー・チッカレリはトーリ・エイモスの発掘と、トーリのバンドY Kant Tori Readのレーベル契約で知られているが[2]、本人はヒットクォーターズとのインタビューの中で「それは事実ではなく、トーリは私が関わりを持つ以前にアトランティック・レコードとの契約にサインしていた」と否定している[3]

2003年に発表されたカフェ・タクーバのアルバム『Cuatro Caminos』ではエンジニアとミキシングを担当し[1]、同アルバムでチッカレリはバンドと共にグラミー賞最優秀ラテン・ロック/オルタナティヴ・アルバム賞を受賞した[4]。また、ザ・ホワイト・ストライプスのアルバム『イッキー・サンプ』(2007年)でもエンジニアとミキシングを担当し[1]、同アルバムでバンドと共にグラミー賞最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞を受賞[5]

2008年にはチッカレリがエンジニアを務めたザ・ラカンターズのアルバム『コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー』が発売され[1]、同作でグラミー賞最優秀エンジニア・アルバム賞(ノン・クラシカル部門)を受賞[6]。また、ケンタッキー州ルイビル出身のロック・バンドマイ・モーニング・ジャケットのアルバム『イーヴィル・アージズ』、ポートランド出身のロック・バンドカステラのアルバム『ハウ・ディッド・ウィ・ゲット・ヒア』、オーストラリア出身のバンドオーギー・マーチのアルバム『ウォッチ・ミー・ディサピア』のプロデュースを手がけている。

2011年には、チッカレリがプロデュースを手がけたザ・ストロークスの4枚目のアルバム『アングルズ』が発売された。また、アラニス・モリセットのアルバム『ハヴィック・アンド・ブライト・ライツ』(2012年)ではプロデュースに加えてドラム・プログラミングやキーボード演奏でも貢献[1]。2014年にはモリッシーのアルバム『ワールド・ピース・イズ・ノン・オブ・ユア・ビジネス〜世界平和など貴様の知ったことじゃない』をプロデュースしている。

脚注

🔥 Top keywords: メインページ宮崎麗果特別:検索豊後水道松本忠久土居志央梨若葉竜也能登半島地震 (2024年)田中雄士長谷部誠井上道義The GazettE若林志穂服部百音黒木啓司REITA虎に翼平井理央出口夏希サーブ (盲導犬)三鷹事件セウォル号沈没事故白眞勲三淵嘉子高橋克也 (オウム真理教)ME:Iルーシー・ブラックマン事件佐藤ありさ杉咲花蜜谷浩弥水野真紀亀井亜紀子 (政治家)熊本地震 (2016年)水原一平井川意高中川安奈 (アナウンサー)内藤剛志いなば食品YOSHIKI