スベスベノコギリエイ
スベスベノコギリエイ(英:The narrow sawfish (Anoxypristis cuspidata), 別名pointed sawfishやknifetooth sawfishともいう。)は、ノコギリエイの一種。
スベスベノコギリエイ | |||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Anoxypristis cuspidata (Latham, 1794) | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Pristis cuspidatus |
Anoxypristis属は単型で、元々幾つかの種が含まれていたが絶滅した。[1] 大きさ3.5 m (11 ft).[2]
解説
漁業や水族館展示のため捕獲されるほか、開発、食用などにより個体が減少し、絶滅危惧種で、西オーストラリア州とクイーンズランド州ではスベスベノコギリエイを持ち込むことは禁止されている。最大3.5 mだが、これ以上大きい個体もいるのではないかという説もある。吻の歯は細く、25個ついている。吻はシャベルのように掘ることができるほか、獲物を攻撃することができる。背側は灰色で、鰭は淡い灰色をしている。主にインド太平洋に分布しているが、ペルシア湾や日本南部などでも見られる。胎生で発情期は地域により異なる他、繁殖行動が未知である。気性は荒くはないが網にかかったり攻撃されると吻を振り回して攻撃する。主に小魚や無脊椎動物を捕食する。[2]