ビルボード・ホット100チャートの記録一覧

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これはビルボードマガジンのシングルチャート、特にビルボード・ホット100に基づいて、重大な偉業や金字塔に焦点を当てた総合的な一覧表である。この一覧表は、1955年1月1日付けの発行日から現在までの期間に及ぶ。ビルボード・ホット100は1958年8月4日付の発行で始まり、現在、米国における標準的なポピュラー音楽チャートである。

ホット100の作成に先立って、ビルボードは「店頭でのベストセラー」、「ラジオで最も流れた曲」、「ジュークボックスで最も演奏された曲」、「トップ100」という4つのシングルチャートを発表した。 20位から100位に及ぶこれらのチャートは、1957年から1958年の間に、その都度段階的に廃止された。厳密に言えば、ホット100チャートの歴史の一部ではないが、これらのチャートから厳選したデータは算定のため、かつ啓発的でないまたは誤解を招く特性評価を避けるために含まれている。

以下に記載されている全ての項目は、特に明記されていない限り(ホット100以前の記録など)、ホット100の日付である。

楽曲の記録

1位獲得週数

週数アーティスト
19
Old Town Roadリル・ナズ・X
(1週 ソロ, 18週 featuring ビリー・レイ・サイラス)
2019
16
One Sweet Dayマライア・キャリー & ボーイズIIメン1995–96
Despacitoルイス・フォンシ & ダディー・ヤンキー featuring ジャスティン・ビーバー2017
Last Nightモーガン・ウォーレン2023
15
As It Wasハリー・スタイルズ2022
14
I Will Always Love Youホイットニー・ヒューストン1992–93
I'll Make Love to YouボーイズIIメン1994
Macarena (Bayside Boys mix)ロス・デル・リオ1996
Candle in the Wind 1997 /
Something About the Way You Look Tonight
エルトン・ジョン1997
We Belong Togetherマライア・キャリー2005
I Gotta Feelingブラック・アイド・ピーズ2009
Uptown Funkマーク・ロンソン featuring ブルーノ・マーズ2015
All I Want for Christmas Is Youマライア・キャリー2019-23
13
End of the RoadボーイズIIメン1992
The Boy Is Mineブランディ & モニカ1998
12
Smoothサンタナ featuring ロブ・トーマス1999–2000
Lose Yourselfエミネム2002–03
Yeah!アッシャー featuring リル・ジョン & リュダクリス2004
Boom Boom Powブラック・アイド・ピーズ2009
Blurred Linesロビン・シック featuring T.I. & ファレル2013
See You Againウィズ・カリファ featuring チャーリー・プース2015
Closerザ・チェインスモーカーズ featuring ホールジー2016
Shape of Youエド・シーラン2017
11
I SwearAll-4-One1994
Un-Break My Heartトニー・ブラクストン1996–97
I'll Be Missing Youショーン・コムズ & フェイス・エヴァンス featuring 1121997
Independent Women Part Iデスティニーズ・チャイルド2000–01
God's Planドレイク2018
The Boxロディ・リッチ2020
10
You Light Up My Lifeデビー・ブーン1977
Physicalオリビア・ニュートン-ジョン1981–82
Maria Mariaサンタナ featuring ザ・プロダクト G&B2000
Foolishアシャンティ2002
Dilemmaネリー featuring ケリー・ローランド
Gold Diggerカニエ・ウェスト featuring ジェイミー・フォックス2005
Irreplaceableビヨンセ2006–07
Lowフロー・ライダー featuring T-ペイン2008
We Found Loveリアーナ featuring カルヴィン・ハリス2011–12
Happyファレル・ウィリアムス2014
Helloアデル2015–16
One Danceドレイク featuring ウィズキッド & カイラ2016
In My Feelingsドレイク2018
ButterBTS2021
Easy on Meアデル2021-22

注釈:ホット100以前の記録

注釈:追記

  • 1991年後半にニールセン・サウンドスキャンニールセン・ブロードキャスト・データ・システムズがHot 100の集計に使用される以前は、Hot 100で1位を獲得した1曲のシングルの最多週数は10週だった。これは1977年のデビー・ブーン「You Light Up My Life」と、1981-82年のオリビア・ニュートン=ジョン「Physical」の2曲である。このチャートの最初の34年間(1958〜1992年)には、さらに5曲のシングルが9週間1位を獲得した。1992年10月、10週間以上Hot 100の1位に君臨した最初のシングルはボーイズIIメンの「End of the Road」で[1]、同年11月までに13週間1位を記録した。

出典:[2] [3][4][5]

英語以外の1位

獲得年月日言 語アーティスト週数
1958.08.18イタリア語Nel blu, dipinto di bluドメニコ・モドゥーニョ
5
1963.06.15日本語Sukiyaki坂本九
3
1963.12.07フランス語Dominiqueザ・シンギング・ナン
4
1986.03.29英語 / ドイツ語Rock Me Amadeusファルコ
3
1987.08.29スペイン語La Bambaロス・ロボス
3
1996.08.03英語 / スペイン語Macarena (Bayside Boys Mix)ロス・デル・リオ
14
2017.05.27英語 / スペイン語Despacitoルイス・フォンシ & ダディー・ヤンキー featuring ジャスティン・ビーバー
16
2020.12.05韓国語 / 英語Life Goes OnBTS
1
2021.10.09英語 / 韓国語My Universeコールドプレイ × BTS
1
2023.04.08韓国語 / 英語Like CrazyJIMIN
1

ホット100の合計週数

週数アーティスト年†
91
Heat Wavesグラス・アニマルズ2022
90
Blinding Lightsザ・ウィークエンド2021
87
Radioactiveイマジン・ドラゴンズ2014
79
Sailエイウォルネイション2014
77
Levitatingデュア・リパ2022
76
I'm Yoursジェイソン・ムラーズ2009
70
SnoozeSZA2024
69
How Do I Liveリアン・ライムス1998
Save Your Tearsザ・ウィークエンド2022
68
Party Rock AnthemLMFAO featuring ローレン・ベネット & グーンロック2012
Counting Starsワンリパブリック2014
65
Foolish Games / You Were Meant for Meジュエル1998
Rolling in the Deepアデル2012
Something in the Orangeザック・ブライアン2023
All I Want for Christmas Is Youマライア・キャリー2024
64
Before He Cheatsキャリー・アンダーウッド2007
63
Stayザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバー2022
62
You and Meライフハウス2006
Ho Heyザ・ルミニアーズ2013
I Hopeガビー・バレット featuring チャーリー・プース2021
You Proofモーガン・ウォーレン2023
61
Demonsイマジン・ドラゴンズ2014
Circlesポスト・マローン2020
As It Wasハリー・スタイルズ2023
60
Macarena (Bayside Boys mix)ロス・デル・リオ1996
Need You Nowレディ・A2010
Last Nightモーガン・ウォーレン2024

†:最終エントリー週の年

注釈:エントリー資格[6]

  • 1991年以降、ビルボードではチャート活性化のためにさまざまな手法が取られた。滞在21週以上の曲が51位以下に下がった場合は基本的にHot 100から除外された。また、該当した曲が再び50位以内のポイントを獲得した場合でも、Hot 100へのリエントリーは認められなかった(例:クリスマス関連の楽曲が再びヒットした場合など)。
  • 2012年2月25日付以降、50位以内の場合、Hot 100へのリエントリーが可能になった。
  • 2015年12月以降、滞在53週以上の曲が26位以下に下がった場合もHot 100から除外された。

出典:[7][8][9]

アーティストの記録

1位獲得曲数

曲数アーティスト最大の1位曲†出典
20
ビートルズHey Jude[10][11]
19
マライア・キャリーAll I Want For Christmas Is You[10][12]
18
エルヴィス・プレスリー‡Don't Be Cruel / Hound Dog[13][14]
14
リアーナWe Found Love[10][11]
13
マイケル・ジャクソンSay Say Say(デュエット with ポール・マッカートニー[10][11]
ドレイクGod's Plan[10][15]
12
スプリームスLove Child[10][16]
マドンナLike A Virgin[10][17]
11
ホイットニー・ヒューストンI Will Always Love You[10][11]
テイラー・スウィフトShake It Off[10][18]
10
スティービー・ワンダーEbony and Ivory(デュエット with ポール・マッカートニー)[10][11]
ジャネット・ジャクソンMiss You Much[10][19]

†アーティスト毎に記載された"最大の1位曲"は、ビルボードが算定したホット100での総合的な成績を反映させている。例えば、14週1位のマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」のように、そのアーティストにとって最も多くの週間1位を獲得したシングルであるとは限らない(ボーイズIIメンとのデュエット曲「One Sweet Day」は16週)。

‡ホット100以前の記録を含む。

  • ビルボードは現在、プレスリーの両A面1位シングル「Don't Be Cruel」/「Hound Dog」を一つのシングルとしてとらえ、シングル1位を17曲としている[20]。「Don't Be Cruel」/「Hound Dog」は11週(「Don't Be Cruel」は5週、「Hound Dog」は6週)1位を獲得したが、ジョエル・ホイットバーンなど多くのチャート統計学者は、これらを別々にカウントしプレスリーが18曲1位を獲得しているものとして算定している。
  • ドレイクはフィーチャリングとして認定されていないシングル「Sicko Mode」を含めると、合計14週1位となる。

出典:[21][13][22] [23]

1位獲得週数

週数アーティスト出典
93
マライア・キャリー[24]
79
エルヴィス・プレスリー †[20]
60
リアーナ[24]
59
ビートルズ[24]
56
ドレイク[24]
50
ボーイズIIメン[24]
47
アッシャー[24]
46
ビヨンセ[25][26]
37
マイケル・ジャクソン[24]
34エルトン・ジョン[24]
ブルーノ・マーズ[24]
アデル[24]
テイラー・スウィフト[24]

†Hot 100以前の記録を含む。

  • プレスリーは「All Shook Up」が「ジュークボックスで最も演奏された曲」チャートで9週目の1位を獲得した時を、"80週目"と見なされることがある。ビルボードチャートの統計学者ジョエル・ホイットバーンは、既存の研究に基づいてまだこの80週目をカウントしているが、ビルボード誌自体はその後方法論を改訂し、公式にプレスリーを79週間と見なしている[20]。プレスリーの総週数の大半はHot 100以前のデータに起因する。1958年8月のHot 100の初めから数えると、プレスリーは1位を合計22週間獲得している。

注釈:

  • ファーギーはブラック・アイド・ピーズ時代を含めると、累積34週間の1位になる。
  • マイケル・ジャクソンはジャクソン5時代を含めると、累積47週間の1位になる。
  • ビヨンセは「Break My Soul」で2022年8月13日付のHot100で1位を獲得し、合計43週に更新した。同曲は翌週も1位を獲得したが、ビルボードはこの記録を44に更新しなかった。また、彼女はデスティニーズ・チャイルド時代を含めると、累積63週間の1位になる[27]
  • ダイアナ・ロスはスプリームス時代を含めると、累積42週間の1位になる。
  • ビートルズ:
    • ジョン・レノンはビートルズ時代を含めると、累積65週間の1位になる。
    • ポール・マッカートニーはビートルズとウィングス時代を含めると、累積89週間の1位になる。
    • ジョージ・ハリスンはビートルズ時代を含めると、累積65週間の1位になる。
    • リンゴ・スターはビートルズ時代を含めると、累積61週間の1位になる。
  • ドレイクはトラック「Sicko Mode」を含めると、累積57週間の1位になる。

作詞・作曲家の記録

1位獲得曲数

曲数作詞・作曲家最も著名なアーティスト最大の1位曲(獲得年月日)
32
ポール・マッカートニービートルズHey Jude(1968.09.28)[28]
26
ジョン・レノン
マックス・マーティン[29]ケイティ・ペリーブリトニー・スピアーズケリー・クラークソンピンクテイラー・スウィフトアリアナ・グランデ、ザ・ウィークエンドBlinding Lights(2020.4.4)[30][31]
18
マライア・キャリーマライア・キャリーWe Belong Together(2005.06.04)[32]
Dr.ルークケイティ・ペリー、ケシャマイリー・サイラスTik Tok(2010.01.02)
16
バリー・ギブビー・ジーズアンディ・ギブHow Deep Is Your Love(1977.12.24)[33]

出典:[34][35][36][37][38][39]

脚注

参考文献

  • フレッド・ブロンソンのナンバー1ヒットのビルボードブック、第5版ISBN 0-8230-7677-6
  • クリストファーG.フェルドマン、 No。2シングルのビルボードブックISBN 0-8230-7695-4
  • ジョエル・ホイットバーンのトップポップシングル1955–2008ISBN 0-89820-180-2
  • ジョエル・ホイットバーンがビルボード・ポップチャートを発表、1955年から1959年ISBN 0-89820-092-X
  • ジョエル・ホイットバーンがビルボード・ホット100チャートを発表:60年代ISBN 0-89820-074-1
  • ジョエル・ホイットバーンがビルボード・ホット100チャートを発表:70年代ISBN 0-89820-076-8
  • ジョエル・ホイットバーンがビルボード・ホット100チャートを発表:80年代ISBN 0-89820-079-2
  • ジョエル・ホイットバーンがビルボード・ホット100チャートを発表:90年代ISBN 0-89820-137-3
  • ジョエル・ホイットバーンがビルボード・ホット100チャートを発表:2000年代ISBN 0-89820-182-9
  • 取得した追加情報は、ビルボード内で検証できるオンライン・アーカイブサービスや雑誌の印刷版。

外部リンク